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ファイナルデスウィーク | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★★☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:30~40 | |
年齢:12歳~ | |
プレイ人数:3~4人 |
カードゲーム「ファイナルデスウィーク」は、死亡フラグを避けつつ一週間を満喫しようとするホラー映画テイストのフレーバーと緊張感が楽しい協力ゲームとなっています。
ルール概要
プレイヤーは固定のデスフラグカードと、手札として二枚のデスフラグカードをもっています。固定の方は全員に見えているのですが、手札の方は自分だけが見えず、他人にしか見えません。
最初の数ラウンドはここから一枚のカードは親番の人以外は全員公開できますが、3ラウンド目からは条件が整えないと公開して自分で確認する事ができません。
ゲームが始まれば、場にならんだイベントカードを全員が取っていきます。イベントカードには蝶々のアイコンがついており、このアイコンと固定デスフラグカードの色が完全に一致してしまえば死亡、ゲームは全員敗退で終了してしまいます。
また、回避に成功してもアイコンと合致した手元のデスフラグカードの色数分のデスカウンターを受け取ります。これも五個以上取ってしまったら死亡となります。
例えば自分のデスフラグが「赤、赤、黄」で、イベントカードが「赤、青」だった場合、青が外れているので生存できますが、赤が合致しているので色数分である一つのデスカウンターを受け取ります。
これを繰り返し、見事7ラウンド生き残る事ができたら全員ゲームクリアとなります。
ゲーム感想
シンプルながら自分以外のカードが見えている中で、どうイベントカードを獲得していくのか、という所で非常に悩ましいゲームとなっています。
基本相談禁止のゲームですので、どこか淡々としながら、それぞれがそれぞれの考えでお互いにカードを押し付けていく。そんな緊張感が常につきまとっていて、クセになるゲーム感覚を持っています。
一つの行動、判断によってゲームが一気に動いていきますので、場札、全員の手札を考えていくのがなんとも悩ましく、考えてしまうわけですね。
負荷は高いですが、プレイ時間自体はとても短めですので何度もチャレンジしていける手軽さもまた持っています。
蝶々型のチップも雰囲気があってとてもキャッチー。テーブルに広がったカードとフレーバー、そして無言の中でお互いに連携を取る連帯感。それぞれが上手く影響しあっていて印象に強く残るゲームであると思います。
短い時間でサクッと遊べる手軽さとキャッチーさ。ホラー映画的フレーバーにビビっときたらおすすめの作品だと思いますよ。中々面白いと感じました!
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