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むむ、新しいアクションが出てきた!? ボードゲーム「フルーツジュース」レビューと感想

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フルーツジュース
おすすめ度:★★★★★
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:20~30
年齢:8歳~
プレイ人数:2~5人

ボードゲーム「フルーツジュース」は、新たなアクションが出てくることによってゲーム性自体が変わっていく不思議なゲームとなっています。

ルール概要

プレイヤーの目的はフルーツジュースを指定セット作ることです。

プレイヤーは手番で自身のコマをアクション1つに配置します。その後、そのままアクションを実行するか、そこで指定されたフルーツカードを支払ってフルーツジュースを作るか選択します。

アクションはカードに記述されている処理を行います。基本的には何らかの方法でフルーツカードを獲得できます。それによって集めたフルーツカードで、フルーツジュースを作ります。この時、アクションカード自体を獲得し、手元に持ってきます。これにより、場のアクションカードが減っていき、新たなアクションカードが出されます。

これを繰り返すことによって、ゲームの進行に合わせて、新たなアクションカードが出てきて、要素が増え、要求されるフルーツカードが変化していきます。

状況に合わせて戦略を変え、リソースをコントロールしていく楽しさが本作の大きな魅力となっています。

ゲーム感想

最初はシンプルな単純なお買い物ゲームといったところ。しかし、ラウンドが進むに連れて、だんだんと新たな要素、需要の変化が生まれ、戦略自体の変更を余儀なくされます。

さっきまでイチゴがとても重要なフルーツだと思ってたら、今度はパインが、次はバナナが、といったように、アクションやジュースを作るのに要求されるフルーツに変化が出てくるのはもちろん。アクション自体がどんどん変化していくので、展開が変化していく新鮮さも味わえます。

また、特徴的なのは、一度遊んだら、ゲームセットをそのままにして次に持ち越せるという点。一度使用したアクションカードは次のゲームでは使わず、遊べば遊ぶほど、新たなアクションが出てくる!

思いついてもなかなかできはしないシステムです。

もちろん完全にリセットして遊ぶこともできるんですが、巨大なアクションカードの山札を見つつ、次は何が出るんだろう、ドキドキ、なんて楽しみが本作にはあります。

可愛らしいコンポーネントの中に、予想不可能な驚きと、なにより先を読む戦略性、ゲームとしての完成度など、侮りがたいゲームだと言えます。

だんだんとその楽しさにハマっていく、そんなプレイ感を味わえますよ!

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