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ブルームサービス | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★★☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★★★☆ | |
プレイ時間:30 | |
年齢:10歳~ | |
プレイ人数:2~5人 |
ボードゲーム「ブルームサービス」は、魔法使いとなり調達しながら、各地の塔へと配達し一番得点の高いプレイヤーが勝利するゲームになります。読み合いが楽しいカードゲーム「魔法にかかったみたい」のリメイクであり、2015年ドイツ年間ボードゲームエキスパート部門大賞作品でもあります。
リメイク元である「魔法にかかったみたい」のレビューはこちら。
心理と度胸のカードゲーム、ボードゲーム「魔法にかかったみたい(Witch’s Brew)」レビューと感想|Board game every day
ボードはこんな感じで、様々な地形を移動しながら塔に薬を配達したり、危険な雷雲を除去したりしつつ点数を稼いでいきます。コンポーネントが全体的にかわいらしくて、思わず触りたくなりますね。
カードはこのような感じになっています。「魔法にかかったみたい」を遊んでいればピンと来る感じですね。メインの効果とサブの効果が書かれています。
基本的なルールは「魔法にかかったみたい」を引き継いでいて、ラウンドの最初に10枚ある全員共通内容のカードから四枚を選択。それをスタートプレイヤーがまず一枚プレイ。下家の人達はそのカードがあれば絶対にプレイしなければならず、その時に「メイン」か「サブ」かを選択します。「メイン」を選択すれば強力な効果が発動するけれど、さらに下家の人に同じカードがあれば効果は無しになります。「サブ」は効果が弱めだけれど確実に効果を発動する事が出来る。
「魔法にかかったみたい」ではボードが無く、カードのみのやりとりだったので読み合いが楽しくもありつつ、ヒントが少なくてバッティングゲームの要素が強くありました。本作「ブルームサービス」ではボードの導入によりそれぞれのプレイヤーの選択肢が絞られ、それによってある程度行動を読み取れるようになりました。
それぞれの駒の位置、所持リソースから行動を読み切りカードを選択する。カードのプレイ順番をコントロールして自分だけに利益が出るようにする・・・。なんとなくプエルトリコと重なる部分も感じますね。
ブルームサービスでは、雷雲の除去、駒の移動などあたらしい要素も追加され、様々な方法で点数が取れるようになりました。セットコレクション的な要素もあり、どの手段で点数を取っていくのか、どのルートを通っていくのかが大変悩ましく、リプレイ性のあるゲームになっているのではないでしょうか。流石年間ゲーム大賞だなあといった所です。
魔法にかかったみたいとはまた違った面白さがあると思いますので、両方持ってても問題ないゲームだと思います。読み合い、行動選択、移動・運搬ゲームが好きな方は間違いなくオススメです。
他のボードゲームのレビューはこちらです→オススメ度順ボードゲームレビュー一覧
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