おらがダンジョン良いとこおいで、ミニボスもいるでよ！！　ハイテンポダンジョン構築ゲーム「ボスモンスター：ライズオブミニボス」レビューと感想

カードゲーム「ボスモンスター：ライズオブミニボス」は、プレイヤーたちがボスモンスターとなり、ダンジョン構築をしながらヒーローたちを倒していくゲームとなっています。

本作は「ボスモンスター」の単独で遊べる独自要素あり別バージョンという感じです。

ルール概要

プレイヤーたちはボスモンスターを担当し、自身のダンジョンを構築していきます。ルームカードとスペルカードがあり、ルームカードによってダンジョン自体を構築していき、スペルカードによって戦況をコントロールしていきます。

ゲームはほぼ同時進行で進んでいくハイテンポなものになっており、まず、各自手札からルームカード1枚を秘密裏に選択し、スタートプレイヤーからこれを適用していきます。

このときにスペルカードで邪魔をしたりします。

次に、ダンジョンのルームカードに設定されているトレジャーアイコンにヒーローが誘導されてきます。ヒーローによっていかに魅力的なダンジョンを作り、かつ倒していけるかが本作のキモとなります。

ヒーローが誘導されたら、実際に自分のダンジョンでヒーローたちを倒していきます。それぞれのルームには効果があったりしますので、効率よくダンジョンを構築し、様々な追加効果を得ていくことが大切となります。

最終的にヒーローを倒して得たソウルが10個溜まったプレイヤーがいたら、そのプレイヤーの勝利となります。

ゲーム感想

個人的に大好きなシリーズであるボスモンスターの内容チェンジバージョンというところでしょうか。基本ゲームと変わった点は、コインというリソースが追加され、これによって単純なカード使用とはまた違った展開が生まれ、ルーム自体をミニボスによって強化できるというエンチャント要素でしょうか。

カードコンボとしての難易度は上がりましたが、様々な戦術路線を作っていけるので繰り返し遊んでいくのが楽しいゲームになっています。

また、ゲームの進行自体も半同時進行って感じで進んでいくため、遊んだ割に短い時間で遊べちゃいます。こういうテキスト効果系カードゲームは、基本ルールが簡単でインストがさくっとすむというのもありますし、手軽に楽しめつつカードコンボでニヤニヤっとできるゲームになっていると思います。

やあ、フレーバーも含めて、好きなんですよねえ。本作。

ドット絵のイラストも可愛いですし、ついつい遊んでしまいます。ただ、注意なのが、カードテキストが少し甘くて、矛盾が多く、ルールにもこれを解消するものがなかったりします。ここらへんは遊びながらファジーに判断していくのが大切だと思います。

とにかく面白いんで、一度遊んでみるのがおすすめです！