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アリスマティック 英傑伝 | |
おすすめ度:★★★★★ | |
ルール難易度:★★☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:60~80 | |
年齢:14歳~ | |
プレイ人数:3~5人 |
ボードゲーム「アリスマティック」は、不思議の国をかけて一番のアリスになるために戦う、シンプルなルールにやりこみ要素抜群の戦略ゲームとなっています。
ルール概要
手番では基本的に、ボード上に自分の陣地を示すチップを配置して手札からカードを1枚自分の場にプレイするだけ。カードは四種類あって、それぞれが戦闘力であったり得点力であったりと自身のステータスを上昇させます。
なので、原則として盤面にはそれぞれのプレイヤーの陣地が徐々に広がり、ステータスが上昇していきます。これだけだとシンプルな戦略陣取りゲームなのですが、手番でプレイするカードには能力があり、基本的なステータス上昇にあわせて様々な特殊能力が増えていきます。
これにより手番でできることが増え、それぞれのプレイスタイルに変化が出てきます。
とにかく戦闘力がつよくて強引に陣地を広げていくのもよし、手札をひたすら増やしていき効率よくプレイを設計してもよし、様々なアリスを組み合わせてゲームを有利に進めていきます。
最終的に最も点数を多く獲得できたプレイヤーが勝利となります。
ゲーム感想
非常にシンプルなルールに、わかりやすいカードテキスト、テンポの良いゲーム展開とゲームとしてかなりの完成度で組み上がっているゲームだと思います。
カラフルなマップに展開されていくそれぞれの陣地に、エリアマジョリティ要素もあって一見単純な陣取りなのですが、その実様々な効果が乱れ飛ぶ感じ。こういうの、大好きです。
イラストも可愛らしい感じで色々なアリスがいます。能力と名前も結びついていてわかりやすいですし、特徴的ですのですぐに効果を把握できるのも良いですね。
どの能力をどういった順番で伸ばすのか。手札のカードはどういう組み合わせで構成していくのか。それがまた非常に悩ましいわけです。
ゲーム自体も90分程度でさくっと終わる程度で、もう少しやりたい! というまさにドイツゲームによくある程よさで楽しめますし、アメリカゲームによくあるカードの出し合いも、という一粒で二度美味しく仕上がっていますので、ゲーマーにも、またちょっとした重量級に挑戦しようとしいう人にも問題なく楽しめる作品であると思います。
さらにこのパッケージの感じ。惹かれる人は間違いなく楽しめるかなと思います。ルールブックもイラスト沢山で読みやすく、もう完全に商業作品の領域に入りましたね、マニフェストディステニー。
何度も繰り返し遊び、色々な戦略を試してみたくなる作品です。カードによる成長とシンプルでわかりやすいルール。そういった要素に惹かれる方にはおすすめですよ!
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