宇宙をまたにかけた運送すごろくボードゲーム「金星の商人」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | 金星の商人 (Merchant of Venus (second edition)) |
デザイナー | リチャード・ハンベルン
ロバート・A・コウバ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★★☆☆ |
運要素 | ★★★★☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 120 − 240分 | 年齢 | 14歳~ |
プレイ人数 | 1~4人 | BGGスコア | 7.3/10 (2385票) |
「金星の商人」ってどういうゲーム?
「金星の商人」の紹介
ボードゲーム「金星の商人」は、宇宙を舞台にした運搬すごろくゲームになります。各所にある星へと降り立ち現地宇宙人と会い特産品を積み込み他の星へと貿易したり、お客さんを乗せて他の星へと運搬したり。すごろくを基本として様々な要素を詰め込んだガッツリ重量感のあるものになっています。
このゲームを一言で表すと桃鉄ですか。目標にする所へとそれぞれが移動しながらお金を稼ぐ感じがなんとも桃鉄って感じ。
ボードはこんな感じで、見ただけでワクワクする人も多いのではないでしょうか。巨大な宇宙ステーション、各所に存在する星、隕石群、エネルギーフィールド。色々なルートを通りながら目的の星へと進みます。各惑星にはそれぞれ宇宙人が存在していて、それぞれの星で様々な特産品が存在しています。
そして、それぞれの宇宙人好みの商品があり、それらをえっちらおっちら運ぶわけですね。得た利益でどんどん船をカスタマイズ、さらに稼いで稼いで!! そんな事を繰り返していくわけです。
ゲーム自体に二つのルールがあり、ルールによってゲーム性も大きく変わる本作。宇宙船のカスタマイズ、貿易、ワープゲート、様々な特殊アイテムなどなど、SF好きには堪らない要素が多分に盛り込まれています。
アイテムの名称などに小ネタが効いていて、そういうのを見るだけでも楽しめます。
プレイ時間は二時間以上と腰をすえて遊ぶ必要がありますが、プレイ感自体は非常に軽く、楽しく遊べると思います。
なんとも言えない魅力に溢れており、遊んでしばらくするともう一度触りたくなる不思議なゲームですね。
特別目を引くようなメカニクスも無いんですけれども、ついつい遊んでしまいます。
大量のコンポーネント、広いボード、多様な宇宙人、カスタマイズ。まさにザ・宇宙ゲーという感じでしょうか。ガッツリ重たくも難しくなく、だらだらっと雑談しながらのんびりできるゲーム、桃鉄、ちょっと変則的なすごろくゲームをお探しならまさにピッタリ。値段も張りますが、面白いゲームですよ。
どこか憎めない、そんなゲームです。オススメですよ!!
名前 | 金星の商人 (Merchant of Venus (second edition)) |
デザイナー | リチャード・ハンベルン
ロバート・A・コウバ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★★☆☆ |
運要素 | ★★★★☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 120 − 240分 | 年齢 | 14歳~ |
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