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トランスアメリカ | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:30 | |
年齢:8歳~ | |
プレイ人数:2~6人 |
ボードゲーム「トランスアメリカ」は、とてもシンプルなネットワーク構築のゲーム。手番に出来るのは、線路を一つか二つ置く事だけ。それぞれ5枚の目的地カードを持っていて、その目的地に向かってそれぞれの思惑により線路を引いていきます。基本的に本当にこれだけ。
黒い線路はそれぞれ共通の線路。皆が使えます。色つきが自分専用の線路。拡張ルールらしいのですが、これにより戦略性が増します。
基本的に皆が同じ共通線路を使うため、このゲームは「以下に自分の手番を減らせるか」が重要になります。そういう意味で、以下に自分だけが特をするようにポジショニングをするのか、交渉していくのかが重要となります。交渉は口約束だし、お互いの目的地は非公開のためそこで駆け引きが生まれます。
シンプルながら痺れるゲームです。こういうの大好きです。
ゲーム時間も割と短めで、さくさくっと終わることが出来る軽さが魅力です。こういう電車ゲームでシンプルなものだと「チケットトゥライド」を思い浮かべますが、それよりもシンプルです。どこに線路を引くのか、もしくは引かないのか。その駆け引きがぐぐっと引き立てられていて熱いですね。
木の質感も欲で、目に見えてネットワークが広がっていくのはミニチュア感が凄くて大好きです。全体的に落ち着いた雰囲気も相まって遊んでいて和みます。黙々とやっていくゲームではなくって会話によってゲームが組み立てられていくため、そういうゲームが好きならピッタリでしょう。
反面、互いの目的地がどうしてもわかりづらいのと、邪魔するのも難しいため、そこまで戦略性は有るわけでは無いです。
点数的にリードしている人がいるとしても、どうすれば相手の邪魔になるのかがわからないため、全員が自分自身の目標を達成するために効率良く動くことが求められます。線路を引く場所も大量にあるため、ここらへんがチケライとは違う部分でしょうか。ここは好みが分かれるかな? 私はこういう「誰が一番効率良く走り抜けられるか」といったゲームは好きなのでむしろ評価するべき部分になります。
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