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お手軽なタイル設置の町作りゲーム「この町は2-4人のボクらにも狭すぎる」レビューと感想

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この町は2-4人のボクらにも狭すぎる
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:15
年齢:8歳~
プレイ人数:2~4人

ボードゲーム「この町は2-4人のボクらにも狭すぎる」は、タイル配置によりマップが広がるカルカソンヌタイプの陣取りエリアマジョリティのゲームです。

タイルに描かれているのはそれぞれのプレイヤーマーカーと柵が描かれています。

柵で囲うと得点計算が発生するタイプのゲームで、その柵の中にプレイヤーマーカーが多い人から順に「次位の人のマーカー数分」点数になります。なので自分だけ囲んでも意味はなく、他のプレイヤーマーカーも柵の中に入れないといけない。けれどもあまりにもマーカーを入れると他の人にも点数をあげてしまう。

そのやりとりがなんとも悩ましいゲームですね。

このゲームはマイクロゲームというらしく、小箱でさくっと遊べるゲームをというコンセプトで作られたらしく、短い時間で遊べるのが魅力となっていますが中々に痺れるシステムをしていると思いますね。

ただ、柵によってどの部分が囲まれているのかぱっと見わかりにくく、運がかなり関係しているというのもあり、自分の点数を他人に制御されるような感覚が始終つきまといます。ここを良しとするかどうかでかなり印象は変わるかも知れません。

ただ、カルカソンヌみたいなゲームをもっともっと手軽に、短い時間で味わいたいというならこのゲームはピッタリかと思います。コンポーネントも全体的にシッカリしていますし、あまり場所もとらないと思います。

小さすぎるタイルなどがあったりしますが許容範囲でしょう。

ルールに枝葉も少なく本当に短いゲームですので空いた時間に遊ぶにしてもしっかりと戦略的に楽しむ事が出来ます。良いゲームだと思います。箱自体もとっても小さいです。

町というより畑かなにかなような気がしますがここらへんはまあ愛嬌という感じでしょうか。出来上がった見た目もカルカソンヌのように写真に撮りたくなるような感じでは無いですね。テーマと裏腹にアブストラクトな見た目をしていると思います。

ゲーマーな人は気に入るかな? カジュアルに遊ぶにはちょっと戦略的なゲームすぎるかなと思います。気に入る人は気に入ると思うものかと。

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