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ロストレガシー | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★★☆☆ | |
思考要素:★★☆☆☆ | |
プレイ時間:10 | |
年齢:10歳~ | |
プレイ人数:2~4人 |
カードは数十枚。それで短時間ながらも戦略を巡らせる事ができるシンプルで奥が深いカードゲームが「ロストレガシー」です。
まず全員が一枚のカードを持つ。手番の人は山札からカードを引き、どちらかをプレイする。ゲームに勝利するには、山札かだれかが握る遺産、ロストレガシーを見つける事。ラブレターの基本的なシステムを引き継ぎつつ、戦略性をましたと言った感じの本作。たった二枚のカードをどう動かしていくのか。もちろん運の要素も大きいですが、それを上手にコントロール出来ている印象です。
ラブレターは全てのカードを把握しておく必要がありましたが、本作ではそれが無く、短いインストで遊ぶ事ができます。軽い遊び味ながら誰が何を持っているのかを予測していく楽しさがあるのも良いですね。カードに能力が書かれており、それを見れば大体どうなるのかがわかります。
正体隠匿系ともまた違う、予測する楽しさ。全体の把握が容易なため繰り返す程にゲームスピードが増していきます。ゲームプレイとコンセプトもリンクしていて、ロストレガシーはどこだろう、という探す楽しさを存分に味わえます。良いゲームですね。2-4人というのも、さっくりした戦略性を味わうのにちょうどいい人数かと思います。カードがめぐる中で、予測を立て、仮説を推し進めていく。そういうゲームを探しているなら本作はピッタリでしょう。
ちょっと疲れるガッツリゲームの合間に、休憩ついでに遊ぶのが良いかと思います。
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