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タウシュラウシュ | |
おすすめ度:★★☆☆☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★★☆☆ | |
思考要素:★☆☆☆☆ | |
プレイ時間:25 | |
年齢:8歳~ | |
プレイ人数:2~4人 |
ボードゲーム「タウシュラウシュ」は、色と数字が描かれたカードを手繰りながら条件を揃えていくシンプルなカードゲームです。
カードのイラストがポップな感じでカワイイですね。
1-10までのカードが各色二セットずつ、計80枚のカードを使って役を作り、プレイしていくのが基本的な目的となります。手番で出来る事は、場に出ている5列のカードと手札を交換してドローするか、役をプレイするかの二択のみとなります。
交換するカードは右から一枚、二枚、二枚、二枚、三枚ずつ交換できるようになっていて、つまりはプレイヤー感でどんどんカードが巡っていくわけですね。それと一枚ドローする分けですから、総手札枚数はどんどん増えていきます。
当然役の達成が容易になっていくわけです。それではどんな役を作ればいいのかというと、それが基本ランダムで達成カードが提示されており、それを睨みつつ手札をコントロールしていくわけです。青カードで揃えて総数がいくつ以上とか、フルハウスとか。
役を達成するとその達成カードがゲットできます。五枚先に揃えた人の勝ち。
ルールは本当にこれだけなので、すぐに始める事ができます。凄くシンプルなセットコレクションなので、そんなに迷うこともないでしょうか。プレイヤー同士の絡みは場札の交換とどの役を狙っているかに集約されている感じですか。とはいえだからこそ盛り上がり所が少ない感じは強いです。ソロゲー色が強いですね。
また、プレイ自体もカードを交換して増えるというのを繰り返していくだけなので、メカニクスとして「プレイ自体が楽しい」タイプのゲームでもない感じですかね。だからといって達成までにジレンマがあるかというとそうでもないかなというような印象です。
総じてお手軽なのだけれどセットコレクション、ハンドマネジメントのゲームとして物足りなさが強く残ります。
さらには達成カードについてもバランスが悪く、達成が難しくても報酬のドロー枚数が少なかったり勝利上件としては一枚と変わらないと言うことで、達成カードの構成を見ておいてそれを先に揃えた方が絶対的に有利というのもマイナスでしょうか。カードの足し算が多いので八歳以上が推奨とありますが八歳ではちょっと難しそうな気がしますね。
このルールでこの遊び味だと、思い切って数字を廃し、絵柄だけでセットコレクション達成ゲームにしちゃって年齢も5歳以上くらいにぐぐっと落とすとまだゲームとしてなるほど楽しめるのかなと思います。
ゲームとしては凄く軽いので、子供とゲームを遊ぶ人、凄く手軽なゲーム、ルールが簡単なカードゲームを探している人にはお勧めです。
駆け引き、セットコレクションや手札を構成していくマネジメントのヒリヒリ感をカードゲームに求めている人には合わないといった所でしょうか。
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