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単純な数字の比べ合いで終わらない! 非公開情報と読み合いが熱い「十二星座ゲーム」レビュー

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十二星座ゲーム
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★☆☆☆☆
思考要素:★★★★☆
プレイ時間:30~45
年齢:10歳~
プレイ人数:3~5人

ボードゲーム「十二星座ゲーム」は、条件に合わせて星コマをボード上に配置していき星座を作り、数字比べにより勝利点を稼ぐエリアマジョリティのゲームです。

エリアマジョリティは、「その領域でどれだけ影響力が強いか」を競う陣取りの一種です。このゲームでは陣取りは陣取りなのですが、少し意味合いが異なり、この「エリアマジョリティ」という考え方が重要になってきます。

プレイヤーはそれぞれ相手に見えないように星のコマを並べ、手番ではこのコマを好きな星座ボードに配置していきます。

星座ボードには小さな星と大きな星が描かれていて、小さな星では表で星コマを配置して、大きな星には裏で配置します。ここでまず読み合いが出てきます。ここがまず面白い。さらには星座が完成すると、全てをオープンにして数字を比べます。このとき一位は星座ボードに描かれる黄色数字の点数を獲得します。二位はその横の青い数字。この時、三位以下も「コマを置いた数だけ」点数を貰います。誰から? 一位から!!

一位で点数沢山だやったー!! って思ってても、三位以下が沢山いくとポンポン点数を取られて気づいたら二位の方が美味い事になっていた。という事もままあります。場に他の人達はどんなコマを置いたのか、二位に美味くありつけるのか。その読み合いが本当に面白いですね。

また、コマには隣接する数字を二倍にしてしまう二倍コマ、隣接するコマの数字を無視して0にするブラックホールコマなどがあり、これまた読み合いを加速させます。

隣のコマに置かれたあの裏向きのコマは一体なんなのか。あいつは沢山コマを置いてるがただの見せコマなのではないか・・・などといった水面下の知略戦が展開されます。痺れますよね。

また、コマは星座ボードが埋まり得点計算が終わらないと戻ってきません。ハンドマネジメントもとても大切になってくるわけですね。

12星座にちなみ12個の星座ボードが処理しおえればゲームは終わります。

一位が二人居たときの処理や、二位が二人居たときの処理など、場合わけによる点数計算がちょっとややこしかったりしますが総じてシンプルでとても遊びやすいゲームだと思います。

サクサクっと遊べる感じで軽く思えますが、かなり熱いゲームプレイになりやすいです。カルカソンヌなどが好きなら結構ハマる人は多いかも知れません。星コマもカワイイですし、得点計算するときの答え合わせの盛り上がりも中々に楽しいゲームです。

色々な星座を見つつ、ゲーム的にはかなりアブストラクトに近い感じながらそれを感じさせず拒否感なく遊べるシンプルなドイツゲームという感じ。良いゲームだと思います。

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