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ヘイ頭!! あっしの袋が一番ですぜ! 粘土の大きさを競いつつブラフするボードゲーム「密輸団」レビューと感想

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密輸団
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★☆☆☆
プレイ時間:40
年齢:8歳~
プレイ人数:2~4人

ボードゲーム「密輸団」は盗賊団に入るための試験を通るために柵を抜けられるほどよい大きさの粘土を作りつつ、他人の粘土の中身を予想するアクション・ブラフゲームとなっています。

ゲーム概要

ボードの他にでんとある坂道、ここには柵が設けられており、親方がどの柵を使うのかを指摘してきます。柵はダイスによって決められますので、遠目にそれを見ながら、プレイヤーたちは粘土を自由にコネコネします。この粘土はタイトル通り密輸品であり、沢山密輸できたほうが勿論良い、ということで出来るだけ大きく、でも柵は抜けられるほどよいものを目指します。

密輸品には赤、黄、紫と三種類あり、どれを扱うかはプレイヤーに任されます。

時間が来たらそれぞれ転がしていきます。見事抜けられたらボードの酒場において、失敗したら物置に押し込められます。

柵を抜けた人は頭に呼ばれ、そこでどの粘土が大きいのかを比べます。この時目分量で微妙なら測りがありますので比べます。見事一番大きければ勝ち・・・というわけではなく、物置に押し込められた袋から密輸品をゲットできるチャンスがあります。

中にある密輸品の色を予想し、見事的中したら追加の密輸品をゲットする事ができます。これを繰り返していき、指定数の密輸品を獲得できたプレイヤーが勝者となります。

密輸品の中には臭爆弾というちょっとした攻撃要素もあり、ブラフ要素も手伝って単純な大きさ勝負にならない、皆で楽しめる作品となっています。

ゲーム感想

ちょっとしたアレンジがされている粘土こねこねアクションゲームです。ツーモルトロイヤルでもそうですが、なんとも不思議なゲームとなっています。見た目にも楽しい、ギミックの効いた作品となっていますね。

柵を遠目に見つつ粘土をコネコネしつつも、何を中に入れるのか。失敗しても相手に中身を見破られなければ密輸品はゲットできますので以外といろいろな戦略を取ることができるようになっているのが面白いです。

見た目から何をすればいいのかすぐわかりますので、ゲーム初心者でもすぐに楽しめますし、ルールもすっごくシンプルです。

ちょっと昔の王道子供向けドイツゲームという感じで素直に楽しめます。粘土もカラフルでべたつかなく安心して遊べるも嬉しい限り。何らかの形を模したりとかいうこともなく、単純に玉を作るだけですのでセンスなどが要求されることもなく、アクションゲームですが時間に追われる事もありません。

パーティーゲームというよりも、のほほんとおしゃべりしながら楽しむファミリーゲームという塩梅です。子供向け、取っ付きやすく見た目にもわかりやすいゲームゲームしているものをお探しなら程よい作品だと思います。キャッチーな作品だと思います。

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