お主、わしの方へこないか？　ドラフトとブラフの二段階の戦略性が楽しいカードゲーム「関ヶ原」レビューと感想

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関ヶ原

おすすめ度：★★★☆☆

ルール難易度：★★☆☆☆

運要素：★★☆☆☆

思考要素：★★★☆☆

プレイ時間：20

年齢：10歳～

プレイ人数：3～4人

カードゲーム「関ヶ原」はカードをドラフトしながら自身の場札を整えていき、その後チップのやり取りでカードを奪い合うという二段階の戦略性が楽しいゲームとなっています。

ゲーム概要

本作は大きく2つの段階に分かれています。プレイヤーはそれぞれの陣営にわかれてゲームを開始します。三人戦なら個人で、四人戦ならチーム戦となります。

まずはドラフトフェイズ。自身の場札としたいカードを一枚取り、残りを次へと渡します。基本的には数字の大きいほどゲームを有利にすすめていくことが出来ます。最後の一枚は場札とせず、共通札として中央においておきます。

それが終わったらカードにチップをつみ、中央にあるカードを獲得したり、他のプレイヤーのカードに調略をしかけて寝返らせるよう働きかけたりします。

この処理が終わったら全員手元の札を全部開示。結果を反映させてどのチームが勝ったのかを比べ、合計戦力の多い陣営チームの勝ちとなります。

ゲーム感想

ドラフトによるカードの受け渡しと前情報を踏まえ、他のプレイヤーたちは何を持っているのかを予想していき、そこにチップをかけていくという二段階の戦略性が中々に独特な楽しさを生み出しているゲームであると感じます。

その分戦略性、カウンティングの要素がどうしても高くなってしまいますので、手なりではちょっとプレイできないかなとおも思います。

自身の場札にチップを配置して、それにより相手を牽制をかけ、逆に相手のカードにチップを払い裏切らせようと働きかける。そのヒントは既に見ていますので、どこまで相手にブラフをかけられるのか、という所に楽しさを感じられるなら抜群に楽しいゲームになるのかなと思います。

テーマも関ヶ原ということですし、その雰囲気も手伝い中々じっくり取り組めるゲームになっています。ドラフト、ブラフ、戦略性といったキーワードに惹かれるなら本作はオススメですよ！

短い時間でサクッと終わりますし、チーム戦特有の無言の連携の楽しさもありますのでこういったゲームを探している方はぜひどうぞ。

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