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キャラを組んで敵を倒せ! 協力味方編成RPGカードゲーム「精霊回路ドライヴEXE」レビューと感想

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精霊回路ドライヴEXE
おすすめ度:★★★★★
ルール難易度:★★★☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:30
年齢:8歳~
プレイ人数:2~4人

カードゲーム「精霊回路ドライヴEXE」は、味方となるキャラクターたちを編成し、そのキャラクターたちをうまく運用して敵を倒しながらレベルアップ、プレイヤーたちで協力しながらボスを倒すゲームとなっています。

ルール概要

まず、味方となるキャラクターを編成します。キャラクターには基本的な4つの属性があります。手番で出すカードによって戦闘を行うキャラクターが決定され、基本的には属性を合わせることがダメージを出す基本となります。

味方の編成が終わったら、実際に戦闘が始まります。最初は雑魚敵を倒しつつ、ゲームが進行するとボス戦へと突入します。本作の面白いところは、山札がHPとして扱われるところ。何も考えずドローを繰り返していても自分たちが窮地に立たされる。バランスよくゲームを進行していく必要があります。

手番では基本的に1枚のカードを出します。以前出したカードと同じ色か、同じ数字のカードを出す事ができます。カードにも基本的に4つの属性どれかが割り当てられており、その出した属性カードと同じ属性のキャラクターが攻撃を始めます。水のカードを出したら水のキャラクターが攻撃する、といった具合に。もちろん、この時水のキャラクターがいなければ誰も攻撃できません。

手札のコントロールも大切ですね。また、同じ数字のカードを一度に複数枚出す、といった要素もあったりします。

攻撃が終わったらキャラクターたちのスキルを使用できます。カードをドローしたり、捨て札山から山札にカードを戻したり、他プレイヤーとカードの交換ができたりといったことが可能です。

これを繰り返していき、見事ボスを倒すことができたらプレイヤーたちの勝利となります。

ゲーム感想

以前、当サイトで絶賛しました「精霊回路ドライヴ」が商業ゲームとして復活しました!! いやーめでたい。色々な人におすすめしていきたい本作ですが、入手機会が限られていましたので、一般流通に乗るというのはそれだけでとても嬉しいものです。

コンポーネント類もタイル化していたり、細かな変更点がありますが、基本的には変更点は無いかなという印象です。キャラクターやカード編成などには違いはあるかもしれませんが。

プレイ感としてはウノシステムで遊ぶパズドラ。カードを出したらそれに対応したキャラクターが行動する。これを繰り返していくだけ。けれどもそれだけではダメで、高火力編成をしたプレイヤーを1人おき、他はその補助をするためにスキル編成重視の編成をしていく、といったゲームプレイ方針から組み上げていく構築感もまた本作の魅力。

コンパクトのLCGとしても遊べるようになっています。うんうん考えてキャラクターたちを選び、それがビタッとハマってスキルコンボできるのがたまらなく楽しい作品となっていますよ。

TCGなどのカードゲーム好き、かわいいキャラクターたちに惹かれる、繰り返し遊んでいく、というのが好きなプレイヤーには非常におすすめです。良い意味で日本らしいカードゲームとも言えますね。カジュアルにも遊べますし、じっくりと遊ぶこともできますよ。文句なくおすすめ! 楽しいですよ。

二人だとカードの周りが簡単になりますので、3人から4人が個人的におすすめかな? 特に4人は、ままならない楽しさが楽しめますよ!!

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