ワイワイ相談しながら犯人役を追いつける楽しさと連携の大切さを味わえる「スコットランドヤード」レビュー
2016/01/21
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名前 | スコットランドヤード (Scotland Yard) |
デザイナー | マンフリッド・バーグラフ
ドロシー・ギャレルズ ウルフ・ホールマン フリッツ・イフランド ベナー・シラー ベナー・シュレーゲル |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 3~6人 | 1983年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
「スコットランドヤード」ってどういうゲーム?
「スコットランドヤード」の紹介
プレイヤーは犯人側と探偵側にわかれ、ロンドン市内で追いかけっこするという内容。とてもルールがわかりやすく、すぐに楽しむことが出来る。犯人側は目線を隠すために帽子をかぶり、盤上をコマ無しで移動する。探偵側は様々な情報を元に犯人を追い詰める。お互いに移動するにはタクシー、バス、地下鉄、船のチケットを使用していく。また、たまに現れる犯人コマを最大のヒントとして動く。
「さっきここにいたから、今はここらへんの範囲に居るよ」
「けど地下鉄のチケットだからここかもよ」
「ぎゃー! 船使われたー!!」
探偵側は好きに相談しつつ犯人がどこに居るのかを予想するのが楽しい。犯人側は皆が見当違いの相談してることにしめしめと思いつつ、確信をついてくると内心冷や汗をかく。
ゲームを終了した後の答え合わせもまた楽しく、皆でワイワイ会話が盛り上がる良いゲームになっています。
子供から大人までワイワイ楽しく遊べる
ゲームルールとしても、小学生が楽しめるように簡単ルールなどを用意しつつ読みやすい記述のされ方をしているのが良い感じ。
コンセプトもわかりやすくって、どういうゲームなのか一発でわかり、さらには予想以上にどっぷりハマれる物になっていて時間いっぱい鬼ごっこが出来る。
人数も3-6となっているが、二人対戦でも探偵側がコマを全て操るようにすれば対戦できたりもする。シンプルなルールながら奥が深く、練りこまれたマップ構成には舌を巻く。
既に三十年近くリリースから時が立っているが、未だに新しいバージョンが出続けているあたりこのゲームの面白さを保証していると言ってもいい。パーティーゲームとして歯ごたえがありつつも簡単でだれでも出来るゲームを探しているならこれがおすすめだ。
名前 | スコットランドヤード (Scotland Yard) |
デザイナー | マンフリッド・バーグラフ
ドロシー・ギャレルズ ウルフ・ホールマン フリッツ・イフランド ベナー・シラー ベナー・シュレーゲル |
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おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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