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ラーメン | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★★☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:15~30 | |
年齢:8歳~ | |
プレイ人数:2~5人 |
カードゲーム「ラーメン」は、出される材料を取り合いながらラーメンを作っていく、シンプルながらとてもお腹がすくゲームです。
ルール概要
プレイヤーたちは9枚程度のカードを手札としてゲームをスタートします。カードにはラーメンの具材と数字が描かれており、これを使用して具材を獲得していきます。
毎ターン具材が提供されます。プレイヤーたちは手札からカード1枚を選択して、同時に公開します。出したカードは具材ごとに強さが決まっていて、強い具材の大きい数字を持っているプレイヤーから、提供材料をもらっていきます。これでラーメンを作り始めることができます。
今回出したカードは、次の提供材料となるため、他人の場を見て、今後の計画も含めてカードを出していく必要があります!!
また、カードには具材の強さを変更したり、具材獲得順番が決まる前にプレイヤー同士のカードを交換してしまうといったちょっとした特殊効果のあるものもあります。
具材を獲得したらラーメンを作り始めることができるのですが、1つのどんぶりに同じ具材カードを入れることはできません。新たなどんぷりでラーメンを作り始める必要があります。1つのラーメンに特化するか、新たなラーメンを作り始めるのか、選択するときも出てくるでしょう。また、同じカードをひたすら押し付けられて、大量にある卵をどう処理するのかで頭を悩ませることもあるかと思います。
ラーメンは具材3つからラーメンであると認められます。例えスープがなくても、チャーシューが無くても、麺がなくても、具材3つがあれば、それはラーメンです。概念的にラーメンと定義されたなにかです。
最後に、一番多く具材が乗ったラーメンの具材数 × 完成したラーメンの数と、諸々のチップによってえた勝利点によって勝敗が決まります。最も勝利点の多かったプレイヤーが勝利します。
ゲーム感想
ゲーム自体はシンプル。一斉にカードを出して、取り合っていくだけ。途中でわちゃわちゃっと特殊能力のかけあいで盛り上がるゲームになっています。
出された提供材料から、なにを取っていくのか。あいつに取られないためにどのカードを出すのか、どういう順番で出していって手札をマネジメントしていくのか・・・。
バッティングゲーム特有の戦略をシンプルに味わうことができます。
なにより、出来上がっていくラーメンがへんてこで楽しい。たった五枚なのに、意外と特徴的なラーメンができてしまうものです。
多人数で遊ぶと、ひたすら同じ具材を押し付けられる人とか出てきて、それもまた盛り上がります。もう卵いらないよー!! なんて悲鳴を聞きながら、自分はチャーシューをおしつけられる。要らないよー!!
短い時間でサクッと遊べて、キャッチーな絵柄もあっていい感じです。
また、日本のラーメンをテーマにしたゲームなのですが海外のデザイナーさんのゲームで、チップという概念があったり、勝利点は円なのだけれど、ゲーム終了時点でそれぞれが20円とかしか持っていなかったり、なかなかな勘違いニッポン感が出てて、それもまた面白みがありますよ。
ちょこっと変なゲームを探しているなら、おすすめです。難しくもないですし、気軽に遊べちゃう作品だと思います。
お腹空いた。
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