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あそこを奪え、ここを奪え!! 思考と思考がぶつかり合うボードゲーム「レイド」感想とレビュー

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レイド 日本語版

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レイド
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:40
年齢:10歳~
プレイ人数:2~4人

ボードゲーム「レイド」は、ヴァイキングとなり船で各所を回りながら、お宝を集め、略奪し、成功を競うゲームです。

ルール概要

ボードは一方通行のマスで構成されています。マスごとにタイルが配置されており、それぞれ効果があります。貨物であったり、武器であったり、モンスターであったりします。仲間のヴァイキングを補充できたりもします。

手番では、まず、自身がいるマスにタイルがあればその効果を適用しこれを獲得します。ボードにあるマスのどれか、タイルがある、好きな場所を選択して船を移動させます。ボードは一方通行なので、一度進むと戻ることはできません。一周したら、他プレイヤーも一周するまで待つことになるので、基本的には少しずつ進むことになります。

また、手番は時計回りで進むのではなく、ボード上で最も後方にいるプレイヤーとなります。そうなるとひたすら後方にいれば、連続手番ができるかというとそれもちょっと難しくて、手番プレイヤーと次手番プレイヤーに間があれば、そこにあるタイルは取り除かれてしまいます。

ほかプレイヤーのいるマスを選択することもでき、その場合は戦闘になります。互いにヴァイキングを消費して、勝敗を決めます。敗北した場合は、すぐに他マスへと移動しなければなりません。

これを繰り返し、モンスターを倒したり、貨物を港でおろしたりして勝利点を獲得していき、4周したのち、最も勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。

ゲーム感想

ヴァイキングたちの可愛らしいコマがめちゃくちゃキャッチーなボードゲームです。

ダイスを使わないちょっと変則的なすごろくがシンプルなルールでありつつ、運の要素がほぼほぼ無い、戦略的なじりじりっとした戦いができます。

絡みが強いので、陣取り感というか、アブストラクトちっくなヒリヒリ感を味わえます。

手番順を睨みつつ、時にはさくっと一周してみたほうが良いこともあったりします。様々な戦略が交差しつつ、それが当たったり外れたり、とんでもない状況になったり。

プレイ時間短めで、ガンガンやりあったり逃げ回ったり、気が抜けないゲームです。面白いですよ!

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