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こ、この音は・・・何だ!? 擬音を作ってシーンを考えるパーティーゲーム「擬音フェスティバル」レビューと感想

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擬音フェスティバル
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★☆☆☆
プレイ時間:30
年齢:8歳~
プレイ人数:3~10人

パーティーゲーム「擬音フェスティバル」は、漫画に良くある擬音を題材にしたゲームです。

擬音の一部がそのまま取り出されたような文字が書かれたカードが沢山あり、それを出していきオリジナルの擬音を作っていきます。何枚のカードを使った擬音になるのかというのはサイコロの出目によって決まりますので、全く想像もつきません。

実際に出来上がった擬音はこんな感じ。「ドペンボォォォォウ?」ってなんでしょうね。手前にあるカードは私の得点分のカードです。

この擬音について、それぞれが想像するシーンを連想してプレゼンしていきます。もう思いつかなければ何かの名前やセリフや発言でも良いって感じですね。こういうとにかく自由な感じ、ステキです。

ちなみに私は「ハチミツにスプーンを思いっきり突っ込んでゆっくりと引っ張り上げた音」って感じでした。最初の勢いと後々の頼りなさを見事に表現していると自負します(?)。それぞれのプレゼンが終わったら、後は良かったと思う人に自分の手札からカードをあげて、得点とします。自分の場にどんどんヘンテコな擬音が作り上げられていくのは面白いですね。

プレゼン系のゲームが好きな人が集まれば非常に盛り上がるのではないでしょうか。

とはいえ、突拍子のない擬音ができがちなので、ちょっとゲームとしての難易度は高いでしょうか。それも踏まえての突き抜けっぷりを楽しむというのもまた良いとも思いますが。同人ゲームとして、ここまでバカな方向に突き抜けているの、嫌いじゃないです。

皆で意味不明な音をみながらうんうん唸るのもまた、楽しい物です。作り上げたの自分達なのにね、なんて。

情報が出てからずっと注目していた本作。実際に遊ぶ事が出来て大変満足でした。

また、カードとしては凄くシンプルですので、様々な遊び方ができる汎用性を秘めていると思います。擬音を作ってからプレゼンするのではなく、お題を決めてからそれに合うように皆でカードを出していくちょっとした協力ゲームにしてみても楽しそうですね。

パーティーゲーム好き、バカな感じのゲームが好きな人には勿論、ちょっと変わったゲームや息抜き系ゲームを探している方にもオススメできるゲームだと思います。人を選ぶタイプのゲームだとも思いますので、遊ぶ時はどういった人が参加するのかも気にしてあげると良いかと思います。

シンプルだからこそ余計な物がなく、見た目のインパクト通り、瞬発力に優れた作品だと感じました。非常に面白かったです。こういう作品に出会えるととやっぱり同人ゲームって良いな、なんて思えたりしますよね。

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