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一週間を繰り返し、ヒロインたちとともに明日を目指す1人用カードゲーム「ネクストセブンデイズ」レビューと感想

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ネクストセブンデイズ
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★★☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:40~60
年齢:14歳~
プレイ人数:1~1人

カードゲーム「ネクストセブンデイズ」は繰り返される一週間の中でヒロインたちと共に転生を繰り返し、明日へとたどり着くことを目的としたアドベンチャーゲーム風1人用カードゲームとなっています。

ルール概要

手番ではカードを一枚ドロー、一枚プレイを繰り返し、それによって出て来るカードにポーンを配置していくことによって特殊な効果が発動する、を繰り返すゲームとなっています。

ターンがそのまま一日に対応していて、プレイするカードは縦列に配置していく必要があります。そのカードについても、他のカードと縦か横で隣接している必要があります。また、プレイするカードにはコストがあり、それだけ手札を捨て札にする必要があります。この時プレイするカードに隣接する同じ色カードがあればその分コストが差し引かれます。

これを7ターン繰り返せば一つのラウンドが終了します。世界は作り直され、主人公たちは転生して、また最初の一日目からプレイを続行することになります。これを繰り返し、勝利点を稼いでいき、その配点と最後にイベントを起こしたヒロインによって様々なエンディングを迎えるのが本作の目的となります。

ゲーム感想

この世界観に浸れるかどうか。本作が楽しめるかどうかはもうそれだけしかありません。基本的にはシンプルめな世界観、アクションとアクションのコンボ、それによってどう勝利点を獲得するのか。ゲーム自体を何度も繰り返し、様々なヒロインと交流し、またリセットを繰り返す。そうしたループの中で、ついにエンディングを迎えた時。ふとゲーム盤面を振り返って一枚一枚のイベント文章をよくよく読んだ時。ただただ進んできた道筋が物語として生み出された瞬間に何かの価値を見いだせるのか。

圧倒的な難易度、カード一枚一枚の組み合わせを考える楽しさはあるものの、少し淡々としがちなプレイ感。どこか淋しげなその一手がいつの間にかゲーム自体の世界観の没入感を与えてくれます。

本作の世界観、雰囲気に惹かれるなら是非プレイしてもらいたいなと思います。

個人的にはかなり好きな作品です。1人でちょっと時間ががばっと空いたら広げたくなります。

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