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ふむ、走査線に新たな星が浮かんできたぞ? 推理と戦略のカードゲーム「ミステリーラミー・ケース1:ジャックザリッパー」レビューと感想

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ミステリーラミー:ジャックザリッパー
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★★☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:45
年齢:10歳~
プレイ人数:2~4人

カードゲーム「ミステリーラミー:ジャックザリッパー」は、通常のラミーカードゲームルールに、推理要素を追加したカードアクション付きの繰り返し遊んでいくのが楽しいゲームになっています。

ルール概要

プレイヤーたちはスコットランドヤードの捜査官としてジャックザリッパー事件に挑んでいく必要があります。

ゲームの目的はラウンドを繰り返していく中で誰よりも先に100点集めて勝利すること。基本的には手札のカードを無くしつつカードをプレイしていくことによって勝利点を獲得していきます。

カードにはいくつか種類があります。ラミーカードゲームで使用する虫眼鏡の証拠とそれに紐付けられた容疑者。被害者カードがプレイされると、ジャックザリッパー事件が明るみになり、操作が始まります。プレイヤーたちは手札にある同じ色の虫眼鏡カードが3枚以上セットができると、証拠としてプレイできます。

これによって容疑者が走査線に浮かび上がってきます。ほかプレイヤーもカードをプレイしていくことにより、疑わしい人物が増えてきます。誰がジャックザリッパーなのか。基本的には場にプレイされたその人物の色によって可能性が高まっていきます。なので、容疑者のパーソナリティカードをプレイして証拠を補強したり、アリバイを使ったりしてジャックザリッパーの可能性を低くしたりします。

最終的にゲームが終了すると、ジャックザリッパーを捕まえられたか逃走されたかを決定します。見事、自身が集めた人物がジャックザリッパーに選ばれるとそれに関連する勝利点が2倍になります。一方で、リッパー逃走カードを持っているプレイヤーがいて、そのプレイヤーはジャックザリッパーを逃がすために犠牲者を増やし、走査線を撹乱させています。これまた、ジャックザリッパーが逃げる自体になると、そのプレイヤーが大量得点して、捜査官たちの努力はムダになってしまいます。

カードプレイによる戦略と、ラミーカードゲーム、両面から事件の真相に迫れるのは一体誰なのでしょうか。

ゲーム感想

カードゲームをやりつつ通常のセットコレクションのカードゲームと、アクションカードによる効果とがあわさり、戦略性が高いゲームになっています。

なによりもゲームの雰囲気と、プレイされていくカードによってストーリーが展開されていくのがいい!

犠牲者が出ることによって走査が始まり、増えていく被害者により、走査が加速していく、ラミーカードゲーム特有の個気味良いテンポに、また別のプレイ感がかさなっている感覚。

投票によって将来ジャックザリッパーが誰になるかを予測する要素もあったりして、推理ゲームとしてもなるほど、かなり楽しめる内容になっていますよ。

二人プレイが推奨されていて、相手の意図を探りながらプレイしていく戦略性は確かに二人プレイだと存分に味わえるでしょう!

新鮮なプレイ感覚が癖になるゲームですよ。おすすめ!!

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