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俺が考える最強の鍋を作るプレゼンテーションカードゲーム「俺の鍋」レビューと感想

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俺の鍋
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★☆☆☆☆
プレイ時間:15
年齢:8歳~
プレイ人数:2~4人

カードゲーム「俺の鍋」はそれぞれが持つ鍋で具材を煮込み、一番おいしそうな鍋を作ったプレイヤーに多く点数が入るという感覚系セットコレクションプレゼンテーションゲームとなっています。

ルール概要

ゲームが始まると、プレイヤーには鍋とダシカードが配られます。鍋には材料が入る数字が書かれており、ダシにはベースとなるスープとドットでアイコンが描かれています。

その後プレイヤーは別で配られた材料カードを一斉にオープンします。

材料カードにもドットがありますので、それを見つつ、自分の鍋に合うものを瞬時に判断して取ります。

獲得した材料を手札として持ち、自分の鍋の許容量を超えないように、美味しそうな鍋のための具材を集めていきます。

完成した人から抜けていき、全員が完成したらオープン。それぞれ一言コメントなりして、指差し投票の数×鍋に設定された点数が自分の点数となり、もっとも点数を獲得したプレイヤーが勝者となります。

バーストする、人数によっては最も鍋の容量と材料の合計に差があるプレイヤーがラウンドから脱落するというルールもあります。

ゲーム感想

非常にシンプルであり、短い時間で遊べるゲームとなっています。ルールを読んだ時は、ここまでシンプルで、しかも明確なセットコレクション基準もなく「もっともおいしそうな鍋を作った人の勝ち」という曖昧な基準でどうなるんだろう、と思ったんですけれど、遊んでみるとこれが以外と面白い。

まず、鍋には容量があって、それにきちんと沿うように材料を集めていく必要があります。材料は野菜や肉といった項目で枠が色分けされており瞬時に判断つくようになっていてプレイアビリティ高め。

この具材というのも、定番からちょっと意外(けれどもありっちゃあり)という範囲に収まっていて、いわゆるゲテモノがないため全員が真剣に自分の鍋について考えられるのがいい感じです。まさにデパートに繰り出していろいろな食材を手にとっている感覚というか。

これを繰り返しつつ頭のなかで味を想像していく感覚。それぞれのセンスに合わせたセットコレクション。予想外に一つ一つの要素が咬み合ってゲームとしてきちんと、安定した面白さを生み出していると思います。

プレゼンテーション系ゲームは様々なものがすでに出ていますが、その中でも本作はきちんとこの作品だけの特徴を持ち、短い時間で遊べるものとして組み上がっています。

中々侮れない作品だと思いますよ。うん。

パーティーゲーム系、さくっとしたプレイ感、プレゼンテーションゲームが好きな人、探している人には特におすすめの作品です。

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