今その指示来る！？　終わらない建築に追われる協力バランスゲーム「メナラ」レビューと感想

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メナラ

おすすめ度：★★★★☆

ルール難易度：★★☆☆☆

運要素：★★★☆☆

思考要素：★★★☆☆

プレイ時間：10~60

年齢：8歳～

プレイ人数：1～4人

ボードゲーム「メナラ」は、指示に従いながら神殿を建築しながら勝利条件を目指す、ままならなさが楽しい協力バランスゲームになっています。

ルール概要

手番プレイヤーは、3種類ある指示カードを選び、1枚公開します。指示には柱を配置したり、すでに完成している階層を別へ移動させる、といった指示が絵で描かれています。

その指示通り、柱やボードを使い、神殿を建築していきます。

基本的にはこれだけなのですが、指示を達成できなかったり、地面にボードを置いたりすると、ゲームに勝利するための必要階層数が増えてしまいます。また、1枚のボードに配置できる柱の色は決まっているので、自身の所持柱をどうコントロールしていくのかが大事になってきます。

また、勝利条件を達成しても、すぐにゲームが終わるわけではありません。柱か指示カードか床となるボードがなくなるまで、ゲームは続いていきます。いかに効率よく柱をおき、指示をクリアしていくのか。協力ゲームとして意外と歯ごたえ抜群、かつアクション性の高いゲームとなっています。

ゲーム感想

協力ゲームは数あれど、ここまで見た目にインパクトのある作品もなかなかありません。

指示カードによるランダム性が、ことごとくこちらの戦略を崩してきます。配置する柱のコントロールもなかなか難しく、かわいらしい見た目に反して歯ごたえのあるゲームになっています。

面白いのが、本作は完全に協力ゲームとして作られているということ。対戦ルールとかは無いので、ボードに描かられた柱の配置位置とか、指示カードが本当にえげつないわけです。

物理的なバランスゲームとしても独特で、面白い見た目になること請け合い。思わず写真を撮りたくなりますよ。

指示カードも独特なのが多くて、すでに配置されている柱を上の階層に持っていく、とか、果てはすでに完成されている改装を別に持っていく、なんてものまで。今クルー!?　と盛り上がります。

指示の難易度は3種類まであって、どのタイミングでどの難易度を選択していくのかも大切。舐めてるとまずクリアできない。そんなバランスゲームです。繰り返し遊びたくなること間違いなし、ですよ！

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