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フルーツの達人 | |
おすすめ度:★★☆☆☆ | |
ルール難易度:★★★☆☆ | |
運要素:★★★★☆ | |
思考要素:★★☆☆☆ | |
プレイ時間:60 | |
年齢:12歳~ | |
プレイ人数:2~5人 |
カードゲーム「フルーツの達人」は麻雀を元にして、カードの絵柄や役、ルールに手を加えて簡易化したものとなっています。
ルール概要
基本的に元となった麻雀と同じようにゲームは進行していきます。手番の最初に2つある山札からカードを引いいて、一枚を捨てます。
ゲームの目的はゲームに設定されているいずれかの役になるようにカードを揃え、あがり、点数を一番稼ぐこととなります。
カードには背景色、絵柄、数字と3つの要素があり、それらを組み合わせて役を作っていきます。特徴的なのが背景色である色は裏面にも描かれています。つまり手札、山婦だの時点でどの色カードなのかがわかるということ。
他の人がどのカードを集めているのか、どの役を揃えているのかがだいたいわかりつつゲームが進んでいきますので、読みやすいものとなっています。
ゲーム感想
基本的には麻雀と同じように進んでいくゲームとなっていますが、変更点がちょこちょこあって、それが本作の特徴となっています。
カードゲームとして、シンプルなセットコレクションにはなっているのですが、それにしてはルール説明にマージャン用語が頻発して、初心者は結構つらいものとなっていると言わざるをえないでしょう。
簡略化のためリーチによる配点なし、チーができないという変更点が結構きつくて、なかなか上がれません。
また、カードも色、フルーツ、数字を合わせる必要が有るため本来の麻雀以上に役を構成するための難易度も上がってしまっています。
麻雀というゲームを簡略化して点数計算やゲームへの親しみやすさが上がった一方、役の構成や削った要素によって難易度自体が上がってしまっているというのは少し残念だなと思います。
実験的な作品ですし、見た目のキャッチーさ、かわいさをもう少しルールやゲームプレイにも押し出してほしいなと感じました。
とはいえコンポーネントとして、挑戦的な試みが随所にありますし、ひと味違った麻雀が楽しめるゲームとなっていると思います。相手の手札が見える麻雀というのに興味があるなら遊んで見るのもいいと思いますよ!
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