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マフィア・デ・クーバ | |
おすすめ度:★★★☆☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★☆☆☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:10~20 | |
年齢:10歳~ | |
プレイ人数:6~12人 |
ボードゲーム「マフィア・デ・クーバ」は、マフィアのボスとその忠実な部下のダイヤ盗難事件をテーマにしたコミュニケーションゲームです。マフィアのボスの大切なダイヤが何物かに盗まれ、ボスはカンカンです。今すぐダイヤを取り戻すために行動を開始しましょう。部下達に話しを聞き、矛盾を探り、見事盗人を見つけ出しましょう!!
このゲームは、雰囲気抜群の箱をプレイヤー間で回すところから始まります。ゴットファーザー役の人から始まり順々に箱を開けていき中身を取り出していきます。この時、何を取ったのかは内緒となります。
中身はこんな感じ。ダイヤモンドと様々なチップが入っています。チップはしっかりとしたポーカーチップでこれまた良い雰囲気しています。プレイヤーはチップを取るかダイヤモンドを取ります。これによって人狼で言うところの正体が決定します。忠実な部下ならゴットファーザーの味方となり、ダイヤモンドを取れば盗人になります。他にも運転手やCIAスパイなど、なんともニヤリとする役柄が揃っています。
また、人狼などのコミュニケーション系正体隠匿ゲームと大きく違うのは、基本ゴッドファーザー役の人がそれぞれに質問する形でゲームが進むと言うことです。
「お前の時にダイヤは何個入ってた?」
「どのチップを取った?」
等々。人狼よりも推理ゲームチックで、質問中はなんともドキドキする感じで良いですね。ゲーム自体もずっと続くわけではなくさくっと終わるので長い会話の応酬でだれる事もありません。非常に後味の軽いゲームと言えると思います。
一回一回のゲームがさっくり終わりますので、繰り返し遊びやすく席替えしながら盛り上がれるパーティーゲームになっているかと思います。
会話が苦手でもゲームに参加出来ますので楽しくプレイできるのではないでしょうか。
とはいえ、基本的にゴッドファーザーから順に回っていくので、最後の人とかはわりと不利なのではないのかなという所ですね。ここらへんは何度も遊んでいくとコツが掴めてきて読めないゲーム展開になったりするのでしょうか。デザイナーが「髑髏と薔薇」の人らしいので、雰囲気とルールのバランスが相変わらず絶妙だなあという所ですね。
人狼のような正体隠匿系、、雰囲気の良い、人数が多め、パーティーゲーム、などを探している方にはオススメかと思います。全体的に非常の質の高いゲームだと思います。楽しいです。
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