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カリマンボー | |
おすすめ度:★★★★☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★★☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:30 | |
年齢:8歳~ | |
プレイ人数:3~7人 |
ボードゲーム「カリマンボー」は、素人の探検家となり冒険する中でウンコを踏んだり、サイに追いかけられるよくわからない状況に振り回される爆笑間違いなしのバッティングパーティーゲームになっています。
ルール概要
まず、それぞれのプレイヤー駒を隙間が無いようにボードのマスに並べます。その先頭に新種の動物カリを、最後尾にサイのマンボーを配置します。
その後、マップ上に適当な間隔で、隙間ができるようにウンコを並べればゲームの準備が完了します。
それぞれのプレイヤーは0~11の数字が書かれた12枚のカードを持ちます。これを毎ラウンド、同時に表で出します。
数字の大きなプレイヤーから列の先頭へ配置していきます。この時ウンコを踏んでしまったら-3点となってしまいます。また、全員の処理が終わればサイのマンボーが突撃してきます。最後尾のプレイヤーはサイが移動したマス数分マイナス点となっていしまいます。
また、カリがウンコを踏んだり、マンボーの突進を受けてしまったらそのラウンド一番低い数字のカードを出した人がマイナス点を引き受けてしまいます。12ラウンドを経過した後に一番マイナスポイントが少ないプレイヤーの勝利となります。
ゲーム感想
もうなんかフレーバーの時点で全て持って行かれる感がありますよこのゲーム。素人の探検家というのはまだ良いのですが、一緒についてくるカリとマンボーは友達で、ラグビーの練習をしているからタックルをしてくるとかもうよくわからない。おまけにゾウのうんこを踏まないようにとかもう全てがぶっ飛んでてルール説明からして笑いを禁じ得ません。
あと何歩でウンコを踏むかもしれない。今回カリが最後尾になるかもしれないからこの数字を出そう、なんて色々考えながらカードを出すわけですが、他の人も同じ事を考えているわけで、中々ままならない感じが最高に面白いです。
ゲーム自体はハゲタカのえじきと似たルールをしているわけですが、ゲーム感覚はかなり違ったものになっています。
プラス点とかマイナス点とかパッとわかりやすい基準が無いのでそれぞれでカードを出す重要度が違ってくる感じで、そういった皆との違いを楽しめるゲームになっているかと思います。
サイのマンボーをわざと最後尾で止めておいて大きく移動させて他の人に突進させてみたり、カリの位置を睨みながらほどよい数字を出してみたり、意外と考える所があって驚きます。
なによりそれぞれの駒が大変かわいらしいです。ルールもシンプルですぐに遊べますし、なにより「うんこ」木ゴマなんて子供が大好物な感じの物があるのが良い感じです。明確なゴールもないので最後までパーティーゲームとして遊べますし、真剣にがっつりという感じでもないので戦略性や駆け引きといったものもありませんので、そういうゲームが好きな方にはガッツリ当てはまるゲームになっているのかなと思います。
プレイ人数も多めで時間も短くさくっと遊べる盛り上がるゲームです。ゲーム初心者にもさくっと遊べながらちょっとした考える所もありますので長く楽しめるものだと思います。変わったゲーム、バカゲーが好きな人には強くオススメできる作品です。面白いですよ!
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