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ゲームマーケット先行の「ヒストリア」と限定? の「超巨大キャプテンリノ」絵画絵合わせ「コンセルヴァトゥール」を遊ぶ

NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。

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予想通り、ゲームマーケット新作を持ってきてくれる方が居たので早速遊ばせてもらう。まさかの超巨大キャプテンリノまで飛び出してきて大興奮です!

ヒストリア

ゲームマーケットで先行販売された本作。プレイヤーはそれぞれの文明になり、軍事的・科学的な発展を行いながら繁栄を目指す。

下の部分には世界地図があって、そこで各国の領土を争う。緑は私。船の技術が開放されるまで独占状態である。相手の駒をどかすには、軍事的に有利になりつつアクションを行う必要がある。それぞれ10枚のアクションカードを持っていて、同時公開で解決していくのでゲーム自体はサクサク。基本的な効果はアイコンになっているので迷うことは無いのだけれど、一部効果がサマリーにも載っていないのは不親切かしら。

ぱっと見陣取りのように見えるけれど、あらゆる意味で先行が難しくなるように設計されている。点数的にリードしていると後番にされるし、技術的・軍事的にリードしていると、他プレイヤーに技術を提供する事になるアクションを行われる。相手に技術を教える文点数が上がるのはいいのだけれど、かなり割に合わない感じ。なので科学的にリードしたらむしろ世界から存在を消す事すらも視野に入る。ここがなんとも面白い。

基本的には拡大再生産で、ワンダーと言われる文化遺産的なものを重ねがけする事によるコンボゲーム。路線を決めたらひたすらその方向に走り続け、リソースとアクションカードのマネジメントをしつつワンダーを集め、コンボしつつ点数を量産する。

最終的にはこんな感じ。私は軍事的な増強を諦め科学に極振り、ほぼ終盤まで他の人と絡めなかったので軍事力を教えてもらう機会が無く技術を上げるのがとても大変だった。その分ほぼノーマークだったワンダーをひたすら集め、領土を邪魔目的で配置しつつワンダーで点数を稼ぎ続けて逃げ切りという感じ。

ワンダーの中にはアクションを行う物があったりして、領土を取られても最終手番で好きなところに領土を出現させまくるみたいなことも出来なくはない。相手の駒を除外するのは、一アクションを使って4点得られるが、その前に領土を拡大しないといけず、さらには軍事力で勝っていないといけない。ほぼ全てのリソースが軍事方面に振り切る必要があって、かなり苦しい。それなら科学力で勝ちつつワンダーをひたすら集め、たまに世界に顔を出しつつ邪魔をする。というのが定石な気がします。結局のところ六人プレイだとほぼ領土占領ボーナスは得られないし。

面白いゲームだと思います。私はこれはひたすら走り続けるゲームだと思う。楽しい。

超巨大キャプテンリノ

ゲムマ限定販売、でいいのか? 超巨大キャプテンリノ。

まず床にスタートカード(?)を設置カード? タイル? その存在感にひたすら笑う。木のコマは我らがヒーローキャプテンリノである。その横に重なっているのは壁。笑う。ひたすら笑う。

カードの山はこんな感じ。もう笑う。

広げるだけで笑ける。

持つとこんな感じ。どういう絵面だ。ぱないな。本当だとそれぞれが手札を持ち、それを無くすというゲームなんだけれど、もうなんかそういうのもどうでもよくなったので、ひたすら山札からカードを取り、指示通りに重ねるだけで遊ぼうという話に。

ずんずん積み上げる。もう絵面がひどすぎる。

リノも誇らしげである。

そろそろ身長超えそう。

ついには脚立が出てきた。この後無残にも崩れてしまうがそれもまた迫力があって良い感じでした。最終的に3m超えるそうです。アホか! 五歳児から遊べるよ! ってなってますが、五歳児はサイズ的に遊べないだろうとかなり冷静にツッコミを入れた記憶があります。いやあ、おもろい。

キャプテンリノはカードがタイルと同じくらいしっかりとした作りをしていて、ずっしり重たい。持った感じカヴェルナと同じくらいかリノの方が重たいくらい。3kgは普通にあるはず。半端ない。一万円だそうだけれど、絶対採算取れてないと思う。HABAそのものからも受注がきたそうで、今後限定販売とかでちょこちょこ顔出ししたりするのかも。いやあ、良いですねこのアホさ。でかさは正義だとメンバーの一人がいいましたが、まさにそのとおりです。

コンセルヴァトゥール

絵画を使った絵合わせゲーム。

カードそれぞれに色と絵画がある。作者ごとに色が違う感じ。これを、

こういう感じに相手に見せる。自分でみちゃだめ。ババ抜きのように右手からカードを一枚取り、さてその色が手札に合わせて何枚あるのか。という予想ゲーム。基本ドメモ。

箱含めて大変センスがいい。絵画を使っているというのも、イラストレーターさんとかの手間がかからない分着眼点が良いですよね。黄色や茶色など、色の配色も絵画と合って大変いい。ただ、一部色が場所の暖色ライトの色みと合わさり見分けづらかったりする。特にピンクと赤。ここはもう少しユーザビリティを考慮し、色をもうちょっと変更するか、絵画は一色一つで統一するかしてほしかった。

また、ルール上積むことがあって、その救済もなし、ノーヒントから始まるのでゲームのテンポが遅めという感じ。

ドメモの推理によるサクサク感はないんだけれど、独特の雰囲気はしっかりあるゲームだと思います。説明書の後半がひたすら絵画の羅列になっているのは面白かったです。他人からカードを取り予想するのではなく、自分の手札を一枚裏返し見て、それが何枚かあてる。といったルールだと収束性も良くなるかなと思います。

軽く振り返り

どのゲームも印象に残る良いゲームだと思います。まあけど超巨大キャプテンリノには叶いませんかw あのインパクトはすごいですね。いや、ひどいですねw ウケる事まちがいなしです。持ってるとたからものですね。またあのアホさは触れてみたいです。

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