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はんか通骨董市 | |
おすすめ度:★★★☆☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★☆☆☆ | |
プレイ時間:15~30 | |
年齢:8歳~ | |
プレイ人数:3~6人 |
カードゲーム「はんか通骨董市」は、山札から出されたカードのうちどちらを取るかで札を出すバッティングが楽しいパーティーゲームになっています。
「バッティング」とは全員で出したカードを一斉に開き、同じ選択をしたプレイヤーが不利益を被り、一人だけ別の選択をしたプレイヤーが利益を得る。というようなルールになっています。
まずゲームで使うのは10枚の山札を五セット。これらをラウンド毎に使っていくので計5ラウンドでゲームは終了します。山札から出されたカードは順番を変えないように並べていきます。プレイヤーの一人が仕切りとなり、これを二つ「甲」側と「乙」側に振り分けます。プレイヤーは全員甲乙のカードを持っていて、どちらかを出して一斉に開示します。この時一人だけが皆と別のカードを出せていたら出したカードと同じ側にあるカードを総取りできます。
そして被ってしまったらその人同士でそちら側にあるカードをまた半分に分け「甲」側と「乙」側どちらが良いか札を出し合う・・・。というようにどんどん貰えるカードが減っていくというわけ。
カードには基本的に勝利点と持てる数が描かれていて、勿論勝利点が多い方が良いのだけれど、あまり数を持ちすぎるとマイナス点に、というバーストのルールも備わっています。他にも単純に-4点やカードを受け取った時点で二つのカードを破棄する。といったようなカードもあって、中々にやっかい。
皆の場札を確認しつつ、どちらのカードを出すのか考えてみたり、仕切りがどうカードを振り分けるのかで意図を読んだりするのが単純に楽しいゲームですね。
カードのデザインもかわいらしく、スッキリしたデザインが良い感じ。
パーティーゲームとしてお手軽に盛り上がれるゲームだと思います。少し仕切りや元締めによるカードコントロールが簡単で、仕切りをし続けられると有利にゲームを持っていかれがちかなというのが素直な感想ですね。連続で仕切りになる事はできずに左回りで回るなどのルールを追加したほうがいいかもです。
出すカードも甲・乙の二枚ですので選択肢は狭いのはお手軽な反面、プレイヤー人数が多ければ基本バッティングしてしまうという事もあり、ゲーマーズゲームではない感じです。
バースト、特殊カードの存在はゲームをほどよく盛り上げてくれる存在になっているのかなと思います。場札を見つつジレンマを感じられるゲームになっています。
お手軽に盛り上がれるパーティーゲームを探している方、かわいらしいイラスト、バッティングゲーム。これらの要素に興味がある方は楽しめるゲームだと思います。戦略的なゲームとして見ると少し物足りなさを感じてしまうでしょう。子供も楽しめるゲームになっていますし、家族で遊ぶゲームを探している方にもオススメです。
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