陣取りと計画のボードゲーム「ハチエンダ」レビューと感想

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ハチエンダ

おすすめ度：★★★★☆

ルール難易度：★★☆☆☆

運要素：★★☆☆☆

思考要素：★★★☆☆

プレイ時間：60~90

年齢：10歳～

プレイ人数：2～5人

ボードゲーム「ハチエンダ」は土地を拡大させながらタイルを置いていくことで勝利点を稼ぐシンプルなルールながら戦略要素が楽しいゲームです。

ルール概要

手番ではカードを買う、プレイする、池や小屋を買うといったアクションを三回自由な組み合わせで行っていきます。

カードには土地と動物の二種類があり、土地なら外周部にある様々な土地を自分のものにでき、動物なら牧場に動物タイルを設置していくことができます。

これを繰り返していき、町に隣接させた動物の分だけカードを貰えたり、様々な条件によって決算時に点数が手に入るといった要素によって効率よくうごいていき、もっとも勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

ゲーム感想

基本的にシンプルなルールながら、お金を稼ぐ、そしてそれでカードなどを購入していくといったフローがあってどうタイルを配置していくのが、他の人達が何をねらっているのか、といった予想がぐっと楽しくなっているゲームとなっています。

お金を稼ぐ計算式がちょっとむずかしく、リファレンスが必要になりますが、数ラウンド経過するとわりとサクサク遊べるようになっていきます。

点数獲得には様々な要素があり、なにを狙うのか、そしてどう相手を抑えるのか。非常に絡みが強い陣取り要素でガツガツやりあうキツさとバブリーなお金の動きで非常に快感値が高いゲームとなっていました。

お金を稼ぐには連続して大量の動物を置きたい。けれど様々な土地にもタイルを置かないと点数はもらえない。そのせめぎあい。どのタイミングまで利益を確保し、点数獲得に動いていくのかという戦略上のやり取り。

そういった事に楽しみを感じる人に本作はピッタリだと思います。基本的なルールはシンプルですし、わりと直感的だと思います。

ガツガツしつつもどこかほのぼの。そんな二面性を備えた陣取りゲームです。面白いですよ。

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