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渋いテーマにしっかりとした楽しさが詰まっている軽めなワーカープレイスメント「炭鉱賛歌」レビュー

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炭鉱賛歌
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:60 − 75
年齢:10歳~
プレイ人数:2~4人

ワーカープレイスメントのゲームは、総じてプレイ時間が長いような印象があるのですが、これは60から90分程度でさっくり終わりつつ、ワーカープレイスメント特有のどのアクションを選択するのかというジレンマを存分に味わう事が出来ます。

渋すぎるテーマにピンと来たら

そもそも「炭鉱賛歌」という名前からして渋さがあふれています。炭鉱を掘り、鉱石を運び出して受注を完了して点数を稼ぎます。基本的にはやることはそれだけで、かなりシンプル。点数を稼ぐ方法が固定されているので、初めてのワーカープレイスとしてもおすすめ。何よりも、このテーマにピンと来たら買いかなと思うくらいに炭鉱掘りします。

どの注文を受注するか、どの鉱石を購入するのかというのをワーカーで決めます。決めたら手元にやってくるわけですが、自分の炭鉱のどこにその鉱石が発掘されるのかというのもまた重要。鉱石を運び出すのにも動く回数が決められていたり、ボードの右側と左側で偏った配置になっているとマイナス点になったりと、いちいちジレンマを刺激してきて痺れます。

コンポーネントのエレベーターもまた凄くいいです。エレベーターを上げ下げしつつ実際に鉱石を運ぶので没入感が半端無くて、きちんと炭鉱を経営してるぞって気分にさせてくれます。

速いもの勝ちだけれど出来ないわけじゃない

ワーカープレイスメントは、どうしても先にアクションを行われると同じ行動ができない、という事が多々ありますが、このゲームではワーカーを追加で支払う事でそれが可能。これによって、皆が同じアクションを行う事ができます。ここがまたいい感じにジレンマを生み出していて選択肢が少ないながらもどれにしようかと迷いながらゲームを楽しむことが出来ます。

スタートプレイヤーの回転も、鉱石を購入する時に一番ワーカーを置いた人がもらう、というルールでいい感じにめぐります。

初めてでも優先順位がわかりやすい

ワーカープレイスメントは基本的に出来る行動が多かったり、アクションの順序が重要になるため、先を見越した行動が必要になります。しかし炭鉱賛歌は基本的に行えるアクションが少なめで、ワーカーを払えば他の人と同じ行動が出来るため割と迷うことは少なく遊べます。とは言え手なりで勝てるかといえばそうでもなく、腕の差ははっきりするでしょう。

運の要素も有りますが、基本的に一手一手の差がつきやすいので、逆転は若干難しい印象があります。渋いテーマとワーカープレイスメントが好きなら、本作はグッとくるに違いありません。是非とも一度は遊んでみてください。

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