ミニチュア塗装の前の下地処理
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昨今はボードゲームにもミニチュア(フィギュア)が同梱されていることも増え、それを塗装することも増えてきました。
独学ながら、私もミニチュア塗装を何度か行っていますので、その記事を掲載しています。
ミニチュアは基本的にプラスチックや樹脂? で造形されています。そのままでは塗料を塗ることができませんので、下地処理を行う必要があります。
プライマーというやつで、ミニチュア専用のスプレーがいくつかあります。通販またはお近くのミニチュア系商品が揃っているホビーショップでお求めください。
こういう奴です。
私が知っているメーカーだと、アーミーペインターとシタデルという所。有名なのはシタデルの方ですね。下地スプレーは黒の事が多いのですが、アーミーペインターでは白や肌色、銀色のプライマーもあって、これを利用して時間を短縮したりすることができます。好みで、というところでしょうか。
ミニチュアの塗料は水性アクリルなので、それ以外の下地剤を使うときは相性などを考えることをオススメします。ただ、基本的には専用のものを利用したほうが良いかなと思います。
実際に下地剤をスプレーする
今回塗ろうと考えているのはこれ、ボードゲーム「イマジナリウム」のプレイヤーコマです。それぞれのプレイヤーカラーで単色で形成されています。このままでも雰囲気バツグンなのですが、色がつくともっといい感じになりそうですね!
また、本作の造形は奇抜で、眺めているだけでも楽しいのでどこにどの色を塗ろうか考えるだけでも楽しいです。
スプレーをするときは換気に気をつけましょう。家でやると洗濯物などが気になるので、いつもお世話になっているボードゲームショップ「サイコロ堂」さんで行いました。また、下地剤を塗った後、できるだけ物に触れないように、画像のようなものを用意すると良いと思います。粘土と串つきの保持具があると便利です。
今回のゲームはフィギュアが多いので、どう保持しようか試行錯誤中。私はそのまま手でもってスプレーを吹きますが、手に塗料がつくのが嫌な場合は、汚れても良いダンボールなどに両面テープなどで貼り付けて吹くと良いでしょう。ただ、ゲームによっては何十体もありますので、多少汚れても気にせず手に持つのがオススメだ!
プライマーを吹き付けるときは30~40cmぐらい離して吹き付けます。3、4回、スプレー缶を動かしながら徐々に色をつけていくイメージ、この時、ミニチュア自体の形成色が残っていたり、塗り残しがあってもあまり気にしません。ミニチュアには細かい溝があり、あまりプライマーを吹き付けるとこの溝を埋めてしまいます。
プライマーを吹き付けることによって、色が乗らなくても塗料が乗りやすいように細かい粒子は乗っているので、きちんと塗料を塗ることができます。
どんどん塗っていきながらブスブスしていきます。軽く吹き付けているだけですので色に差がありますね。
あとは乾かしてこんな感じ。元の色の黄色が見えているのがわかります。ゴーグルの根本とかに塗り残しがあったりしますが、ここから色をつけていきますので問題ありません。
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