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デクリプト | |
おすすめ度:★★★★★ | |
ルール難易度:★★☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★★☆☆ | |
プレイ時間:15~45 | |
年齢:12歳~ | |
プレイ人数:3~8人 |
ボードゲーム「デクリプト」は、数字に当てはめられた要素を示す単語を暗号として味方に伝えつつ、敵チームの単語の関わりから数字を三つ引出す、伝達と推理のゲームになっています。
ルール概要
プレイヤーたちは2つのチームに別れます。各プレイヤーには、特定の要素と数字が紐付いた暗号表が見えています。1:春、2:インド~、といった具合に。
各チーム、1人のプレイヤーが暗号化役となり、暗号カードをドローします。そこには4,1,2といった具合に、3つの数字が記述されています。暗号化役は、この数字と要素に合致した単語を考えてシートに記述します。例えば、電気、涼しい、国といった具合に。
味方チームはそれを見て、暗号を復号化します。つまり、伝えられた電気、涼しい、国から、答えである4,1,2を導き出せれば正解です。敵チームもまた、電気、涼しい、国から数字を予測します。しかし、敵チームは暗号表である「1:春、2:インド~」が見えてないので、今までの暗号をヒントに数字を導き出す必要があります。
これをお互いに繰り返していき、味方間での伝達ミスが二回あって負けたら相手チームの勝ち。または、相手チームの暗号をから正確に数字の組み合わせを2回当てたチームが勝利します。
ゲーム概要
ちょっとルールを理解するのが難しいですが、遊んでみるとすぐに楽しめるゲームです。相手チームの単語を聞き、そこから数字を推理していく。数字当てゲームのちょっと変化したゲームなのですが、これがまあ抜群に面白い。
おしゃれって単語が来て、過去に歌舞伎とエイサーがあったから、ここに入るんじゃね? とか言ってみたり、営業はどこに入るんだと混乱したり。徐々に出てくるヒントから、だんだん関係性が見えてきて答えが浮いてくる感じ。嫌いじゃないです。
暗号化役もまた、敵チームには絶妙に混乱させる単語を選択しつつ、味方には正解させないといけない。その絶妙なさじ加減が求められつつ、ちょっとした時間制限の仕組みもあったりして。上手くできています。
類似するゲームにコードネームや百科審議官といったゲームがあるんですけれども、かなり洗練されていると思いました。もちろんそれぞれ独特の楽しさ、面白さってのはあるんですが、なるほどこうきたかっていう感じ。
まさに推理、伝言ゲームの次世代と言えるでしょう。暗号化役も持ち回りだし、それぞれの負担も少なく、程よいテンポを保ちつつ、きちんと収束して、ほどよいプレイ時間を保ちつつ和気あいあいとしたゲームを楽しめますよ。
多人数推奨の盛り上がるパーティー伝言推理ゲーム。おすすめですよ、これは!!
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