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幻影探偵団拡張:猟奇耽異-キュリオシティ・ハンティング- | |
おすすめ度:★★★☆☆ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★☆☆☆☆ | |
思考要素:★★☆☆☆ | |
プレイ時間:60 | |
年齢:12歳~ | |
プレイ人数:3~4人 |
推理ゲーム「幻影探偵団:拡張」は、江戸川乱歩風の世界観で推理合戦を繰り広げる対戦ボードゲームの拡張となります。
拡張といっても、最近のボードゲームの流行りともなっているミニ拡張的なもので、基本ルールではなかった各団長・団員に能力が追加されるものとなっております。これによりそれぞれのキャラクターに個性や特殊能力がつき、ゲームの展開に変化が出るようになっています。
基本ルールである「幻影探偵団」のレビューはこちらからどうぞ。
推理同人ボードゲーム「幻影探偵団」レビューと感想|Board game every day
宝石をたくさん集めると点数になったり、アクションカードの山札一番上が見れるようになるのはもちろん、ゲーム終了時点で特殊な条件を整えるとさらに点数を取れるようになったりします。
自分に配られたキャラクターを見てどういう風にプレイしていこうか考えるのはもちろん、他のプレイヤーにどういったキャラクターが配置されたのかプレイングから推理できるようになっていますので、メタ的な視点という新しい推理要素も加わっているのかなと思います。
勝利点の計算に変化がでますので、推理方針自体も変わってくるというのは中々意欲的だなと思います。こういった推理ゲームに導入するのはかなり挑戦的だと感じますし、上手く使えると楽しくなりますね。
基本ルールを特に変更する必要もなく拡張ルールが導入されますので、難易度自体に変更がないのが嬉しい所。キャラクターに個性が出てきて繰り返し遊ぶ中でも変化が出てくるようになっています。
生存時能力はもちろん、死亡時の能力にも面白いものがあり、極端なプレイングでゲームを進めるのが可能になっているのが面白いですね。
とはいえ、根本である推理部分での変更点は特にないため、この拡張ルールを導入するかどうかは好みでどうぞ、という感じでしょうか。シャドウハンターズやブラッドバウンドといった能力付き正体隠匿系ゲームが好きなら大好物な拡張ルールになっているかと思いますし、ひと味違った幻影探偵団が楽しめるかと思います。
幻影探偵団を繰り返し遊ぶ中で変化が欲しくなってきた、キャラクターに個性が欲しくなったという方にはオススメです。
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