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水、いや設備投資・・・やっぱり作物の獲得? 他人が気になる農業ゲーム「畑に水」レビューと感想

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畑に水
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:30
年齢:8歳~
プレイ人数:2~5人

ボードゲーム「畑に水」は、様々な作物を植えつつ水を与え、設備投資や新たな作物を獲得することに奔走していく農業ゲームとなっています。

ルール概要

プレイヤーは手番では、カードの獲得か、作物または設備のプレイ、井戸からチップを獲得する、を選択します。

カードを獲得するにはお金が必要です。カードには作物と設備があって、作物は場所によって価格が異なり、設備はそれぞれに価格が設定されています。プレイスには別にアクションをする必要があります。

作物を植えるためにはそれぞれの作物ごとに必要枚数というのが決まっていて、例えば唐辛子を植えるためには、別の唐辛子が2枚必要です。手札に唐辛子が3枚あれば植えることができます。これで得点となります。

また、作物は水を必要としていて、カードに描かれた太陽の数だけ水チップを配置できれば、点数は倍に。基本点数が高い作物に水を上げるだけどんどん点数が高くなっていきます。

井戸には毎ターン水チップが溜まっていって、これを良きタイミングで獲得するのも大切になってきます。

これを繰り返していき、もっとも育てた作物の合計点数が高いプレイヤーが勝利します。

ゲーム感想

とにかくコンポーネントが可愛いゲームです。毎ターン井戸に溜まっていく水をにらみつつ、カードも欲しいし、作物も植えたいし、どっちにしよー!! と悩むゲームになっていますよ。

水チップは井戸の半分を獲得できますので、これがまあ難しい。今だとちょっと少ないけれど、次の手番までには取られちゃうな、とか。あのかぼちゃは皆狙ってるから高いけれど今とっとくべきだな、とか。

とにかくこう、それぞれのアクションに対して「今やるには早いんだけれど、今やらないと次は無い」みたいなジレンマに悩ませるゲームになっています。

そういうの含めて農業感というか、作物を植えて水をあげて、設備投資して効率をあげて~っていう感じで、フレーバーと共に直感的で楽しめるゲームになっていると思います。

ルールもそんなに難しくなくて、正しくファミリーゲームという感じ。

テンポもいい感じで、それぞれ自分のことをしつつ、けれども他人も見てないといけない、という悩ましいゲームになっていますよ。

面白いです。おすすめ!

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