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豪華版カルカソンヌ? 別ゲーな感じがバリバリの「カルカソンヌ:ディ・スタッド」レビュー

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カルカソンヌ:ディ・スタッド
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★☆☆☆
プレイ時間:30 − 45
年齢:8歳~
プレイ人数:2~4人

見た目はカルカソンヌ、遊び味は別ゲー。それがカルカソンヌ:ディ・スタッドです。基本的なルールはカルカソンヌですが、その感覚にはかなり違いがありますね。

カルカソンヌでは、どんどん広がっていく地図を眺める楽しさがあります。このディ・スタッドもそこは変わりません。どんどん街が広がっていく楽しさは楽しいです。このバリエーションでは、一つの街をどんどん作っていきます。砂漠のように見えるのが市街地、緑の部分が市場です。道はそのまま道で、門と壁、そして塔が出来ていきます。

最終的にはこんな感じで、壁で囲われた街がひとつ完成します。この箱庭感、嫌いじゃないぜ。

基本のカルカソンヌと違い、原則完成する道と市場

素のカルカソンヌで言う街は市場にあたります。これ、平原にあたる市街地で分断して強制的に完成させる事ができます。これにより土地への相乗りが難しくなりつつ、ミープルの回収が用意になっています。道も壁で分断してしまえば完成。なので、原則的に寝かせたりしなければミープルは回収できます。

ディ・スタッドではどのようにコンスタントに点数を稼ぐのか、壁・市街地にどのタイミングで配置するのかが重要な気がします。

最後の点数計算で簡単に10点や20点のびていく楽しさはあります。完成された街の綺麗さも楽しいです。

絡みが少ない

道以外での絡みがあまりありません。先にも言った通り市場に絡んでいけないので、どちらかというとミープルで相乗りというよりもこれ以上点数が伸びないように閉じていく感じになります。これはこれで楽しいんだけれど、素カルカソンヌの「うわーこっちくんなー」感が薄れちゃっています。

点数を取る方法も色々あるのですが、壁の建造とかは全員で行ったりするので中々平均的に点数が上がっていきます。

さくさくっとプレイしつつもちょっとルールも煩雑。壁で置ける場所がなくなっていくなか、どうしても置けないタイルがでてきたりします。それの扱いはどうするのとか。

点数計算もちょこちょこ変わっており、倍々で加速度的にあがっていく楽しさはあるので、こちらの方が好き、という方もいるでしょう。見た目の豪華さも良いです。別ゲーとして、楽しむのが良いかと思います。私は素のカルカソンヌが好きかな?

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