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推理ボードゲーム「ブラックウィーン」レビューと感想

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ブラックウィーン
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★☆☆☆
思考要素:★★★★☆
プレイ時間:60
年齢:10歳~
プレイ人数:3~6人

ボードゲーム「ブラックウィーン」はそれぞれの手札としてあるカードを特定していき、誰も所持していないカードを予想する脳が焼き切れる推理ゲームとなっています。

ルール概要

それぞれのプレイヤーには手札としてカードが配られます。これには別々のアルファベットの人物が描かれていて、確定された情報として自分だけが見ることができます。つまりこの人達にはアリバイがあり犯人ではない。

手番では共通場札として三文字のアルファベットが書かれたカードを他人に渡すだけ。例えばここに「ADK」とあれば、この三文字のカードを持っているか? という質問になります。渡されたプレイヤーは何枚該当するカードを持っているかを宣言するだけです。例えば手札に「ACJZ」とあれば「一枚あります」といった具合です。

渡されたカードに宣言した数字の分だけトークンを配置します。これが証拠となります。

これを繰り返していきそれぞれの手札を確定させていき、誰も持っていない、ゲームから除外されたカードを推理して見事当てることが出来たプレイヤーの勝利となります。

ゲーム感想

推理ゲームの金字塔だけあって、シンプルで洗練されていて、そしてなんとも脳が焼ききれるんじゃないかと思えるプレイ感があります。

表をどう埋めていくのかというのもそうですが、プレイヤー間の情報をどう整理していくのかというのもまた悩ましい。

証拠としてそれぞれのプレイヤーの前に証拠が積み上がっていきますのでそれも含めて考えていきます。プレイ中にもどんどん効率の良い穴埋め方法がわかっていくひらめき感は中々面白く、夢中でプレイしてしまいますね。

シンプルだからこそ奥が深く、じわじわっと楽しさがましていくまさに名作ですね。面白い。同様のルールを採用した推理ゲームはありますが、なるほど、一度は遊ぶ価値ありの作品だと思いました。

これは推理ゲーム好きが探し求めるわけです。文句なく面白い作品でありました。

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