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かわいらしくもちょっとした戦術が楽しめるカードゲーム「バード・オブ・ハピネス」レビューと感想

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バード・オブ・ハピネス
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★★★☆☆
思考要素:★★☆☆☆
プレイ時間:15
年齢:7歳~
プレイ人数:1~5人

カードゲーム「バード・オブ・ハピネス」はかわいらしいデザインが特徴的なドミニオンなどでお馴染みのデッキ構築を元にしたお手軽な戦略ゲームとなっています。

ルール概要

プレイヤーはそれぞれ自分の初期デッキとして決められたカードの組み合わせの山札を受け取ります。

場にはプレイヤーのデッキとは別に山札が用意され、そこから六枚表向きでカードが公開されます。この場札をゲーム中に購入していき、自分のデッキに追加していきます。

手番ではデッキからカードを一枚公開します。この時クローバーならお金の変わりに、青い鳥なら特になにも無し、赤い鳥ならもう一枚カードを公開など、カードによって様々な効果があります。カードを公開したら、このカードを使って場札のカードを購入するか、そのままパスするかを選択します。

カードを購入したら公開したカードを含めてデッキをシャッフルします。パスした場合はカードは公開したまま。

この手順を繰り返し、ゲーム終了時点で一番デッキの点数が高いプレイヤーの勝利となります。点数は鳥カードに描かれている羽の数となります。

ゲーム感想

全体的にデザインが非常にかわいらしく、見せたときの食いつきが非常に良いです。ゲーム自体もシンプルでお買い物ゲームという感じで、さくさくっと遊べるのが良い感じ。

ドミニオンと一緒で、ゲーム全体の戦略を最初に考えてからゲームを進めていくタイプのゲームですが、そういう事を考えなくてもきちんとゲームが遊べるほどよい難易度となっています。

カードにはそれぞれ効果があり、効果がアイコン化されているわけではないのでそこを覚えるのに少し手間取りますが、それをクリアすれば躓く所も無くスムーズに楽しむ事が出来ました。

ただ、ある程度の人数で遊んでいると黒い鳥の効果が非常に強力なので、そこは好みが分かれる所かと思います。

ゲーマーズゲームではなく、がっつりと戦略ゲームをやりたい人には向きませんが、ファミリーゲームとして子供と遊ぶカワイイゲームを探している方にはオススメな作品かと思います。

また、本作には一人プレイのソリティアルールも用意されており、そちらも中々楽しめる作品となっています。こちらは一変結構歯応えのある物になっており、繰り返し遊んでしまう楽しさがありました。様々な遊び方が出来るちょっとした変わり種、興味がある方は手にとってみてはいかがでしょうか。

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