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俺たちトラック野郎!! 貨物を運んで大陸横断運搬ボードゲーム「アウフアクセ」レビューと感想と和訳ルール

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アウフアクセ
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★★★☆
思考要素:★★☆☆☆
プレイ時間:60
年齢:8歳~
プレイ人数:2~6人

ボードゲーム「アウフアクセ」はトラックによる運搬を題材にしたすごろくゲームです。

貨物の運搬による報酬、イベントカードによるアクシデント、他のプレイヤーとのかけひき。様々な要素がシンプルに詰め込まれています!

ボードはこんな感じで、各所に都市があり、それぞれの目的地へとトラックを運転するのがこのゲームの基本となります。手番ではサイコロを振って、その分進めるオーソドックスなすごろくゲームなのですが、都市につくとどの仕事を受けるのかというオークションが始まります。

報酬と経路を睨みながらここ! という金額で競り落とします。これによって大きな仕事でも結果的にはそこまででもない事にもなったりします。

仕事を請け負ったら、カードに記載されたスタート地点へと移動します。スタート地点で貨物を詰め込んだらいざ目的地へ出発!!

けれども道中にはイベントマスがあったりして、色々なイベントが発生します。お金を受け取ったり荷物がなくなったり。本当に様々あり盛り上がります。

トラックはちょっとしたカスタマイズが可能で、荷台を付ける事でさらに貨物を積むことが可能になります。拡大再生産の要素も少しだけあり、ゲームが進むほど効率が上がっていくのは楽しいですね。

とはいえ、非常にシンプルなすごろくゲームですので、最大人数である六人でやると若干ダウンタイムが気になるでしょう。

オークションもバランサーとして良い感じなのではありますが、スタートと目的地を確認しながら行うので手間取りがち。

こういう目的達成型はチケットトゥライドに近い物がありますね。やはり昔からの定番メカニクスという感じでしょうか。今遊ぶととくに真新しさを感じる部分は無いのかなと思いますね。

イベントカードは効果が極端で、どういうものが出るのか楽しみな反面、ゲームを決めてしまうほどの効果を持つ物があったりします。

全体的に綺麗にまとまっているとは思いますが、ちょっと要素が多いすごろくかな、という印象がやっぱり強いです。とはいえ独特の魅力のあるゲームだと感じます。

すごろく、トラック、依頼達成。それらの要素が好きならオススメかと思います。こういう極端な効果がバシバシ出るのは子供が大喜びすると思いますし、ファミリーゲームとしてピッタリではないでしょうか。

トラックに貨物を乗せながら走るのは、なんだかそれだけで楽しい気持ちになれます。

1987年のドイツ年間ボードゲーム大賞ということで、この時期はこういうゲームが流行ってたんだなあと色々と考えを巡らせる事が出来る作品です。そういう意味では大変価値のある一品という事なのでしょうか。遊べて良かったです。

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