NEWS : ボードゲームを横断検索して探せるツール「ボードゲーム通販横断検索するやーつ」を作りました。
ボードゲームサークル響の会に参加。ひたすらゲームを遊ばせてもらいました。概ね満足。どのゲームも中々に楽しめました。
ドックスオブウォー
傭兵となり、6つある家のどれかに加担して戦場を駆け抜ける数比べ。傭兵隊長、七人の賢者のように基本格子はシンプル。どこでどうカードを出すか、リソースを確保するかの駆け引きが熱いですね。非公開情報となるついたてが若干小さく、隠すのがわりかし大変。裏面無地にして伏せることが出来るようにしてくれたらなと思いました。
四人でプレイ。一方の陣営に傾いたり満遍なく関わったりしてそれぞれの思惑が顕著に現れ、面白いです。資金繰りを観察しつつ相手のリソースを削るような動きもできて心理戦の要素もちょっと。4ラウンドしかないので、その間にどう動くかが大変悩ましいですね。面白いゲームです。こういう陣営がわかれる系は中々に熱くなれます。
トランスアメリカ
シンプルなネットワーク構築ゲーム。それぞれのプレイヤーが目的地を持ち、そこへ向かって線路を引く。プレイヤー全員で共通の線路を引くので、基本的に皆がウインウインになる。しかしそこで、互いに意思疎通をして線路の敷設をコントロールしていく必要がありその部分で非常に交渉的な要素も味わえます。
こう聞くとチケットトゥライドだけれど、このゲームでは線路を敷設するのに単純に手番を消費するだけ。サクサクっと進み、短い時間で遊べました。楽しかったです。五枚の駅を見て回りの要素を見て。という感じで、後手番が若干有利な気もします。上手く相乗りできると他の人が線路を敷設してくれて、手番が圧縮されます。面白いゲームですね。現在絶版ですがリメイクの話があるようです。リメイクされたら買っちゃうかも。それくらい気に入りました。
アルケミスト
プレイヤーは錬金術士になり、薬を作って点数を稼ぐ。セットコレクションとリソースマネジメントのゲーム。それぞれのリソースをどうコントロールするかが大切。ただし、どの薬が何点か、最初には決まっていなくって、それをユーザーが決める。そのぶん投げられっぷりがなんとも面白いです（笑）
で、使ったリソースはゲームから除外される。この除外されたリソースの色がプレイヤーに非公開情報で割り振られており、自分の都合に良い薬を作っていくのも大切になってきます。
このゲームの肝は、ほどよく点数が稼げる薬を作り、皆にリソースを消費させ、自分の色をどんどんゲームからなくしつつ、自分も薬を作っていく。場のコントロールにあります。なんとも上手く作られたもので、楽しいですね。
バロニィ
宝石の煌きのデザイナーが作ったらしい。情報全公開のアブストラクト陣取りゲーム。それぞれの思惑がぶつかり、ジワジワと領地が拡大しつつという流れで完全に囲われて手が伸びずあえなく敗退。むむう、難しい。基本的にはシンプルな陣取り。手番でできることが絞られていて、その上で駒を動かしたり増やしたりを繰り返すだけ。
リソースは基本的に無しで、唯一勝利点を得るための盾というものがある。これを消費すると勝利点になるわけだけれど他のプレイヤーに襲撃されるとこの盾が奪われる。皆、この盾を守るので必死に本当にジワジワっと進行していく。それでも、ゲームが終わってみれば一時間とたっていない。さっくり終わりました。面白いゲームです。
とにかく駒、マップタイルがカッコイイデザインしています。どんどん国が広がっていくのを見れてなんとも楽しげ。けど苦しい。次の機会があれば、もう少し上手く立ちまわって見たいところです。
王への請願
ダイスを使った拡大再生産ゲーム。個人的にコンセプトが好き。王へと話すために、ひたすら根回しをし、味方をつけていき権力をつけていく。そういうこう、なんとも言えないじめっとしたリアルさが良いですね。最近リメイクされてとてもかわいらしいイラストになりました。そっか、こんなカワイイキャラクター達も権力にドロドロなんだなと思うとまた違った趣を感じるものです（違）
このゲーム、基本的に後手番不利。というのも、能力カードをダイス目で取得していくのですが、ラストに回ってくるまでにそのカードは大抵取られている。その後はひたすら必死に追いかけるも、一手番遅くなるような形です。初回ラス番の人は三回手番が回ってもいいんじゃないかと思えるくらいのバランス。
最終的にダイス運にも恵まれず、トップとは最大ダイス数が4個ほど差が付けられた状態でどうにもならなくなりギブアップとなりました。カジュアルに遊ぶにはわりとガチガチだし、ソロゲー感が強く、なんとも立ち位置の難しいゲームではあります。ただ、それでもダイスゲームという事でかなり好きな部類でもあるんですよね。楽しくダイスを転がせるお気軽なゲームになっていると思います。面白いです。
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