あるもの全てが取引材料!! あらゆる手を使って富を得る交渉ゲーム「チャイナタウン」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | チャイナタウン (Chinatown) |
デザイナー | カーステン・ハートウィック |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 60分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 3~5人 | 1999年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
「チャイナタウン」ってどういうゲーム?
「チャイナタウン」の紹介
ボードゲーム「チャイナタウン」は、文字通りチャイナタウンにて覇権を競うために土地の所有権、店舗、金などを自由に、一斉に交渉しながらお金を稼いでいく交渉ゲームです。
ゲームは非常にシンプルで、まず土地カードを引き、そこと同じボード上のマスに自分の所有権チップを置きます。その後、店舗チップを引いて手元に置いて交渉フェイズに移ります。
交渉フェイズでは土地の所有権、店舗チップ、お金をなんの制限もなく自由にやりとりしていきます。ただし、基本的にはこのラウンドで行える約束事がされた場合は必ずそれは守らなければなりません。このルールが非常に効いていて、交渉ゲームといえど和やかな雰囲気のままゲームは進んでいきます。
交渉フェイズが終われば店舗建築にはいります。手元にあるチップを自分が所有する土地に配置していくわけですね。
最後に収入フェイズ。同じ種類の店舗が連なっていればそれだけ多く収入が貰えます。
この、どのような収入が見込めるのかというのが目に見て分かりやすいので交渉のやりとりが非常にスムーズに行えますし、お互いにメリットのある条件で約束を取り付けやすいです。
さらにはリアルタイムで交渉が進みますので、知らない間に事態が動いていて、みたいな事もちょこちょこ起こり、これまた盛り上がります。なんというかまさにチャイナタウン。勝手な想像で思い描く中国人達のワチャワチャしたビジネスシーンを見ているようです。
店舗を大きくしていくことに特別なリソースは必要無く、パズルゲームチックにひたすら場がにぎやかになっていくのは楽しいですし、勝利に必要なのはお金というシンプルさがまた良いです。
作られた店舗はもう動かしようがありませんが、所有権は移す事が出来るためそれぞれの思惑が交差してどんどん入れ替わっていきます。これもまた見ていて非常にワクワクしますね。
今回遊べたのは旧版ですが、コンポーネントの雰囲気が抜群に良いですね。このうさんくささ。嫌いじゃないです。
基本的に手番と言った概念はなく、本当に自由さだけが場を支配しているのが良いです。抜群の絡みの強さ、交渉のワチャワチャ感、うさんくささ、飛び交う金・チップ。いやあ、良いゲームです。
とはいえ土地カードと店舗チップの引き運がちょっと強すぎる気もしますので、交渉の難度はその時々によってバランスが崩れがちという点もあります。そこも含めて盛り上がれる所になっているとは思うのですが。
交渉に加えてリアルタイムなのもあり、こういったゲームが苦手な人には向かないとは思いますが、カジュアルにも遊べつつガッツリ本腰を入れても楽しいゲームに仕上がっていますので一度は遊んで見て欲しいなと感じるゲームです。
交渉ゲーム好きは勿論、他とはちょっと違う独特なゲームを探している方にもオススメなゲームになっていると思いますよ!!
名前 | チャイナタウン (Chinatown) |
デザイナー | カーステン・ハートウィック |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 60分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 3~5人 | 1999年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
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