カルカソンヌと言えばこれ、ボードゲームお馴染みの人を模した駒「ミープル」ボードゲーム用語辞典
2016/01/21
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カルカソンヌなどで有名、人型を模したコマを通称ミープルといいます。「通称」です。そう、きちんとした定義付けはされていないんですね。
少なくともカルカソンヌではこの人型のコマを「ミープル」ではなく「配下」「駒」と表しています。
ミープルってなんでミープルって言うの?【Backyard of Universe】
どうやら舌足らずな女の子が発した「ミーピープル(me people)」が「ミープル」に聞こえて、その語感を気に入った人たちの間でどんどん広がり、爆発的に普及したという流れのようです。面白いですね。女の子が発祥というのも大変興味深いです。ただ、諸説あるようで、実際の所はわからないようです。言葉自体は2000年頃から初出のようで、カルカソンヌもまた2000年ごろに発売されたようです。
ミープルの発祥はカルカソンヌ。けど公式ではない。それは確かみたい。原文のルールが読めないので正確な所はわかりませんが、ボードゲームギークにアップされている2001年のカルカソンヌのサマリーファイルには「ミープル」という単語が出てきています。それが一番古いファイルなのでどのタイミングでこの「ミープル」という単語が出てきたのかはちょっとわかりません。
今ではドイツゲームを代表するくらい有名になったミープル。ゲームの中にはこのミープルを題材にしたゲームも多数あったりします。愛されていますね。
ボードゲームでは様々な駒を使います。それぞれに名前があり、識別されています。キューブ、ディスク、チップ。その中でミープルは愛着のある名前で定着しているんですね。