ゲームマーケット2018年秋感想~おばけキャッチを知らない人たちを前に私達はどう対応していくのか~
NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。
ゲームマーケット2018年秋、お疲れ様でした。それぞれ、様々な感想が今回のゲームマーケットにはあると思います。
私もまた、今回はいくつかのブースのお手伝いとしてゲームマケットへと参加させていただきました。時間があまり取れず、お買い物に出歩く機会はありませんでしたが、いくつかのブースさんには挨拶させていただき、とても楽しいイベントとなりました。
新たな機会や縁にも繋がった気がします。概ね、得する事が多かったと思います。
私的2018年秋ゲムマ大賞
さて、今回のゲームマーケットも皆さん創意工夫した作品を沢山だしていましたね。かわいいイラストのものや、レーザー加工をしたものなど、クオリティもどんどん上がっていて、驚くばかりです。カードゲーム1つをとっても、アイコン化やプレイアビリティに気を配ったような作品が多く見受けられ、とても驚きました。
そんな中でも、皆に自慢したい作品がありますよ。これぞゲムマ、これぞ同人といったアイテムです。
じゃーん!! 「完全日本語版」マスキングテープです!! 良くないっすか? 最高っすよね!!
思わず周りの人に自慢して皆に買わせにいかせちゃいましたよ。これこれ、これぞ同人って感じ。着眼点がすごい。マステっていうのも完璧です。「これこれ!! こういうのだよ!! もっと全面アピールしなよ!?」と思わず叫んでしまいました。最高です。こういうアイテム、もっと待ってます!
リクエストとしては「カタン」テープと「世界名作ボードゲームコレクション」テープを待ってます!!
Tシャツやマスキングテープの在庫もあります#ゲムマ #ボドゲ #TRPG pic.twitter.com/bfl7MFssti
— 真鴨@ゲムマ日曜D34 (@schizoidfox) 2018年11月24日
場所は日曜のD34「Schizoid fox」さんでした。
ゲームマーケット作品まとめてチェックするやーつについて
私が制作しているwebツール「ゲームマーケット作品まとめてチェックするやーつ」はゲムマ期間中、だいたい1000人の人に利用されておりました。特に開場前の一時間がピークで、このタイミングで皆は新たな作品がないかチェックしたり、自分のリストを確認していたのかなと感じましたよ。
また、何人かに話を聞いて、どういう機能が欲しいのかをリサーチすることが出来ました。とても有意義であったと思います。
次のゲームマーケットまでには、新たな機能を含めて、かなりの変更が加えられる予定です。
12月中には、ある程度の改修が終わり、新たな機能を含めて案内をすることができるでしょう。
トーキョーでおしゃべりしてくれた方、色々と刺激を頂きました。ありがとうございました。感謝を。
また、名前もちょっと変える予定です。流石に長いです。新たな名前は「ゲームマーケットチェックするやーつ」になります。え? 変わってないって? 俺が五分で考えたハイセンスな名前だぞ。
また、色々と新機能を考えておりますが私自身一人であり、割けるマンパワーには限界があります。沢山の利用があればどんどん便利になりますし、アップデートされていき、快適になりますが、使われないなら「うん、いらないんだな。つーぶそ☆」ともなります。是非とも利用し、宣伝して、皆に広めてやってください。お兄さんとの、約束だぞ☆
おばけキャッチを知らない人たち
で、表題のとおりです。ブースのお手伝いをしているときに、「これ、どんなゲームですか?」と聞かれる。で、説明を始めるわけですが、私達はある程度の説明をするために、既存のゲームを出して説明したりします。「カタンって知ってます?」「トリックテイキングって知ってます?」まあ、色々です。
で、今回はその流れで「おばけキャッチって知ってます?」と。私は最初こそ、「パンって食べたことあります?」くらいの勢いで聞いたんですね。ここはゲームマーケット。ボードゲーム日本の祭典。どいつもこいつもドミニオンを遊び、パンデミックの最高難易度をたしなみ、ウボンゴ! と叫べば全員足を止める。そういう場所だと思っていましたが、違いました。
体感ですが、話を聞いた10人中6人くらいは知らない。
かなりの衝撃でありました。認識を改める必要がありますね。ゲームマーケットは、ボードゲームを知らない人たちのためにあるイベントでもあるのだな、と。
以前からこうだったのか、最近から変わったのか。私は継続的にゲームマーケットに参加しているわけではないので、わかりません。
そういった中でどうゲームを売り込むのか、知ってもらうのか。より一層の努力が必要であると感じました。
キャッチーになるのか、尖っていくのか。
また、ゲーム自体も、見て、買う、というフローではなく、見て、内容を吟味して、買う、というフローであると思いました。あくまで買うために吟味する。前もって買うものをある程度リスト化したりするのではなく、ふらっと立ち寄り、説明を受けて、10分位時間をかけて、最終的に買うかどうかを決定する。
良いとか悪いとかそういう話ではなく、そういう場所になっているのだなと。
色々と思うところがあるイベントでありました。得るものも多く、参加者それぞれが、分析する価値のある情報を得られた催しであったと思いました。とまれ、お疲れ様でした。
ちょっとだけ休んだら、またこのサイト、「ゲームマーケット作品まとめてチェックするやーつ」共々ガンガン可動していく予定ですよ! これからも宜しくお願いしますね!
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